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カテゴリ:読み聞かせのすすめ
こんとあき 日本傑作絵本シリーズ 著者: 林明子 出版社:福音館書店 ISBN:4834008304 発行年月: 1989年 06月 本体価格:1,300円 (税込:1,365円) みかんとバナナさんの日記に長女の大好きな「こんとあき」を見つけたので、トラックバックさせていただきます。 内容 「あき」の誕生前にあきのおもり役としておばあちゃんのところからやって来た、キツネのぬいぐるみの「こん」はあきの成長ととも遊び相手としての役割を果たしてきましたが、ついに腕がほころびてしまいました。「さきゅうまちに かえって おばあちゃんに なおしてもらってくる」というこんと、「わたしもつれてって」とそれについていくことになったあきが繰り広げる大冒険に、はらはらどきどきさせられる絵本です。あわてて乗った電車にしっぽをはさまれたり、犬に砂丘の中に埋められてしまったりと散々な目にあうこんですが、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」といつも前向きです。その声がついに小さくなってきたとき、あきは… 林明子さんの絵本は、こどもに人気なのでうちには何冊もあります。図書館で借りたりして読んだ絵本も含めると、などたくさんの林明子さんの絵本を読んであげています。改めて見直してみると、ほとんどの話も兄弟がテーマになっています。多くが、お兄ちゃんと妹という設定が自分と似ているからか、長女はどの絵本も大好きです。物語の設定が自分と似ていると自分を主人公に重ね合わせて、より物語の中に入り込めるのでしょう。 あだち充の漫画と一緒で主人公の登場人物は、みんなそっくりですが、そのわかりやすさが逆に小さいこどもに安心感を与え、小さいこどもの心をとりこにする魅力へと通じているのではないかと思います。 おすすめ度: ☆☆☆☆★ 対象: 3歳ぐらいから
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