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湯花未央

湯花未央

2014.05.17
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カテゴリ:読書
野口悠紀雄著『「超」文章法』を読了しました。

目次を書きますね。

--

<目次>

第1章 メッセージこそ重要だ

第2章 骨組みを作る(1)内容面のプロット

第3章 骨組みを作る(2)形式面の構成

第4章 筋力増強 説得力を高める

第5章 化粧する(1)わかりにくい文章と闘う

第6章 化粧する(2)一〇〇回でも推敲する

第7章 始めればできる

--

『「超」文章法』は、学生時代に読みました。
レポートの提出で、要旨をまとめる際に、とても役に立ちました。

今回は、「今の私が、文章を書く時に、参考にしている点」に絞って、内容を書き出します。

--

<メッセージが重要!>

1 メッセージを明確に持つ

メッセージは、エッセイ、評論、解説文の場合、「テーマ」や「主題」と言っても良い。

(1)メッセージを、ひとことで言えるか?

(2)適切なメッセージが見つかれば、どうしても書きたくなる

(3)見たまま、感じたままを書いてはいけない
 ピントを合わせて、書く内容を抽出する必要がある。

(4)中心的なメッセージにおける嘘や盗作は、もちろん許されない。

(5)話の周辺事項に多少の脚色があっても、認められるのではないか?

2 メッセージを見つける

(1)考え抜くしかない
(2)対話で見つける(読書を含む)
(3)自分の「得意科目」でやろう

3 メッセージを見つけたら

(1)ためになるか?
 有用な情報を含んでいないか?

(2)面白いか?
 謎解きと発見の面白さ、感動

(3)読書は誰か?
 読者を明確に意識する

<文章の構成>

1 主張
2 理由
3 例示
4 予想される反論の紹介
5 それへの反論(主張の再確認)

1~3は、数学の定理の場合。
1~5は、論述文の場合。

<どうすれば良いか?>

1 最初に見取り図を示す
2 箇条書きで示す
3 脱線や注記は明示する

※文章を書く時は、選択して集中する。
「あれもこれも」と欲張らない。

<文章を書き上げたら?>

1 タイトルは適切か?
2 節・パラグラフが適切に分かれているか?
3 誤字・脱字をチェックする
4 読点は適切か?
5 漢字・ひらがな・カタカナの比率に気を配る
6 表記や用語を統一する
7 表現を削る
8 同一表現を避ける
9 語尾は適切か?
10 曖昧接続の「が」は、パラグラフで二個まで
11 ことばの意味の思い違いに注意

<とにかく始めよう>

1 始めなければ進まない
2 パソコンなら、「とりあえず」始められる
3 文章を編集する時は、余計なものを捨てる
4 自分自身と対話する
 頭の中だけでは、なかなかやりにくい
5 メモを取る

--

改めて振り返ると、ブログの記事を書く時に、随分と参考にしています。

「読者を明確に意識する」に関しては、私自身を「最初の読者」に見立てて、書いています。

「最初に見取り図を示す」と、「箇条書きで示す」は、ほぼ間違いなく実践しています。

小説のストーリーを紹介する時は、まず一言で表現しています。
それから、大まかに話の流れを示して、最後に感想を書きます。

本の感想を書く時は、目次を書きます。
要点を箇条書きで示してから、思ったことを書きます。

今後の課題は、「とにかく始めること」ですね。

書かなければ、始まりませんから。

気張らず、身構えず、さらっと書けるようになるのが、理想です。

もっとも、書く前に、必死になって考える必要がありますよね……。


【参考文献】

野口悠紀雄 著『「超」文章法』(中公新書)
 中央公論新社 2002年11月20日 再版 発行

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最終更新日  2014.05.17 19:37:28
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