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mono report

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レインジャケットの比較、検討

レインジャケットの比較、検討を行う。

【使用目的】は、自転車通勤(片道30分、5km程度)および、フィッシング、可能であればウィンタースポーツ等。

なにかよいものはないかとネットサーフィンを続けていると、モンベルのレインウェアに定評があるとのこと。

但し、モンベル自体でも多様なレインウェアが展開されており、最適なモデルの特定が難しかった。

そこで、下記に比較検討した結果を以下に示す。

比較の対象としたモデルは、トレントフライヤー、ストームクルーザー、レインダンサー、レイントレッカー、サンダーパスの5種類。

(この他、サイクルレインジャケット、メドー、ストームハンター、スーパーハイドロブリーズは下記の理由から対象外とした。)

サイクルレインジャケット:価格高(最上級モデルのトレントフライヤー1.5倍)、耐水性、透湿性は他ゴアテックス使用モデルと同等、カラーバリエーション少(イエローの一色のみ)、汎用性狭

メドー:価格高(最上級モデルのトレントフライヤー1.5倍)、 耐水性、透湿性は他ゴアテックス使用モデルと同等

ストームハンター:耐久性に特化 している (登山ガイドや山岳警備隊などプロの使用にも耐える) が、 ここまでは不要と判断。

スーパーハイドロブリーズ:上下セット品ということで除外(自転車通勤使用目的ということで、パンツはサイクル用のものを検討)

ということで、比較一覧表を下記に示す。

商品名

トレントフライヤー

ストームクルーザー

レインダンサー

レイントレッカー

サンダーパス

価格(円)

¥19,000

¥18,000

¥13,900

¥10,000

 

¥7,100

重量(g)

220g

295g

345g

340g

 

380g

機能素材

ゴアテックス?パックライト?ファブリクス

ゴアテックス?ファブリクス3レイヤー

ゴアテックス?ファブリクス3レイヤー

ブリーズドライテック?3レイヤー

 

スーパーハイドロブリーズ?3レイヤー

表素材

12デニール・ナイロン・リップストップ

30デニール・バリスティック?ナイロン・リップストップ

50デニール・ナイロン・リップストップ

40デニール・フルダル・ナイロン・リップストップ

 

70デニール・ナイロン・タフタ

耐水圧(mm)

45,000以上

45,000以上

45,000以上

25,000

 

20,000

透湿性(g/m^2・24hrs)

13,500
(JIS L-1099B-2法)

13,500
(JIS L-1099B-2法)

13,500
(JIS L-1099B-2法)

15,000
(JIS L-1099B-1法)

 

15,000
(JIS L-1099B-1法)

撥水性

超々耐久撥水性(洗濯50回以上)

超々耐久撥水性(洗濯50回以上)

超々耐久撥水性(洗濯50回以上)

超々耐久撥水性(洗濯50回以上)

 

超耐久撥水性(洗濯20~30回)

【比較項目】は、価格、重量、耐水圧、透湿性、撥水性およびデザインの6項目。

まず、レインウェアの主目的ともいえる【耐水圧】について。

耐水圧は、単位がmmで表記されているが、これは生地にどれだけの水を垂直に積み上げたときに水が漏れるかというもの。

たとえば、耐水圧45000mm以上であれば、生地に円柱のようなものを立てて水を充填させ、その高さが45mになったときに初めて水が漏れる。

一般的な傘の耐水圧は500mm程度と云われているので、最も安価なサンダーパスでも20000mmもあるので十分。

ここでは、 トレントフライヤー、ストームクルーザー、レインダンサー、レイントレッカー、サンダーパスすべてがクリア。

次に、重要な要素が【透湿性】。

透湿性は、単位がg/m2-24hrsであり、これは1m^2当たり、24時間で何グラムの水蒸気を通過させることができるか、というものでこの値が大きいほど、快適性がアップする。

極端な話、コンビニで数百円で売っているビニール製のカッパの耐水圧は∞?

であるにも関わらず、ビニール製のカッパが敬遠される理由は、ムレ、すなわつ透湿性が0であるためである。

ここで、カタログ値を比較すると、なんと高価な トレントフライヤー、ストームクルーザー、レインダンサー(ゴアテックス)よりも、比較的安価な レイントレッカー、サンダーパス のほうが一見優れているようにも見える。

しかし、ここで気になる項目がある。それは、評価方法の違いだ。

ゴアテックスモデルは、JIS L-1099B-2法で評価されているのに対し、その他モデルは、JIS L-1099B-1法での評価値となっているのだ。

この評価方法の違いは割愛するが、簡単にいうと1法は濡れた状態からの透湿性、2法は蒸れた状態からの透湿性を表しているのである。(試験方法的には補助フィルムを1法は1枚、2法は2枚使用。)

つまり、前提条件が違うのだ。

このままでは、比較検討ができないため、レインウェアの実使用状態である2法に合わせた透湿性を比較すると下記のようになる。(簡易換算式にて)

ここでの結論としては、 トレントフライヤー、ストームクルーザー、レインダンサー に軍配が上がる格好となった。

続いて、【撥水性】であるが、安い買い物でないため、より長く使用したいという思いもあり、倍以上の差がある超々耐久撥水性を誇る トレントフライヤー、ストームクルーザー、レインダンサー、レイントレッカー を良とする。

【重量】については、今回の使用目的(登山では不使用)よりそれほど重要視しない。また、軽量化イコール表面生地の繊維の径(デニール)小化となるため、軽量化と耐久性は相反する部分がある。今回の優先度からすると、重量<強度であるため、 レインダンサー に軍配。

余談であるが、 トレントフライヤー のゴアテックス®パックライト®ファブリクスは裏地がなく、特殊な微粒子を固着させることで大幅な軽量化を図っているが、 ストームクルーザー、レインダンサーゴアテックス®ファブリクス3レイヤーと比べるとやはり耐久性は落ちてしまうようである。

以上より、今回はレインダンサーを購入することとした。


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