11月30日(土) 箸の持ち方
11月30日(土) 箸の持ち方 世界中で、日本食の人気が高まっています。 日本食文化と切り離せないのが、美しい箸の使い方です。最近では伝統的な持ち方ができない親世代も増えています。 内閣府・食育推進室は平成二十二年、十代~七十代の千八百二十人に対して、食事に関する調査を実施しました。その結果、正しい伝統的な箸の持ち方をしていたのは、約半数の54%でした。 伝統的でない箸の持ち方は、「食べにくそう」「食べ物をうまくつかめない」ように見えます。また、一緒に食事をする人に、不快な思いを与えるようです。 作法とはマナーのことです。マナーとは、お互いが気持ちよく過ごせるルールです。自身の食事をする時の食べ方は、いかがでしょうか。食べる姿に自分の育ちや品格が現われるものです。 楽しく食べることも食事には大切ですが、日本人としての伝統を今一度見直し、食事の作法を点検してみましょう。 今日の心がけ◆美しい箸を持ちましょう職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。