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モノスキー日記

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 梨木健太郎@ Re:7号食※ を再開しました。(11/07) だれも見んし、コメントも他にはないね。
 中居正郎@ Re:7号食※ を再開しました。(11/07) びっくりのアップ~だれもみんよね。
 よきん@ Re[1]:緊急事態宣言 !!(10/19) 銀線名人ぬかしんぼさんへ (^O^)ア(^○^)ハ(…
 よきん@ Re[1]:緊急事態宣言 !!(10/19) 銀線名人ぬかしんぼさんへ 一年近く返信…

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2007年11月19日
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カテゴリ:学び
社団法人倫理研究所 広島県福山北倫理法人会設立式典
記念講演 テーマ「活力経営」 
社団法人倫理研究所 法人局教育事業部 部長 三好雅典(みよしまさすけ)様

主催: 福山北倫理法人会
日時:2007年11月4日 17:20~18:30
場所:ティア福山店

講師プロフィール:
昭和20年4月13日 熊本県に生まれる
昭和46年4月1日 倫理研究所に入所
編集部にて月刊誌『新世』の編集を手始めに、生涯開発局を経て、平成2年9月より8年間、法人開発局を担当。その後、富士高原研修所、総務部を回って、平成14年9月1日より再び法人局勤務となる。


(1)はじめに

☆ 設立おめでとうございます。多くの方との出会いから、倫理的信念が高まってこられたように感じました。最初にお願いですが、設立したということは成人になったということです。独り立ちですね。

☆ いよいよ、これからスタートだということです。どうぞ、そのことを改めて認識され、この備後の地域の企業を回って活動をお伝えいただければと思っています。倫理活動を広めていただき町全体をあかるく活力あふれる地域にしていただければと思っています。いままでは普及で回られたと思うのですが、これからは人づてに広まるような人間関係を作り上げていただきたい。法人会の貢献はそこにあると思います。

☆ 連休の二日目お忙しい中、こんなにたくさんの方にお集まり頂きありがとうございます。冬が近いのかなと思います。夏が長くて冬はいつもどおりだそうですから、秋が短いそうです。

☆ 秋田へ1000社クラブということで、行きました。歴史を一緒に感じながら八甲田山のほうへ行ってきました。雪が降ると大変だそうです。紅葉が進んでいるかと思ったらまだまだでした。天候気候が狂っているようですが、気候にあわせてこちらが変化していかなくてはいけないですね。私たちの健康だけでなく経済にも影響を与えます。そういうものに敏感になることが大事だと思います。


(2) 活力経営

今日は活力経営というテーマで話します。なかなか活力がある企業はなかなか少ないです。商店街でもシャッター通りですね。幽霊のようなアーケード街が全国に多くあります。景気が上向いているということですが、油断をしているといけません。すぐに落ち込む時代に入ると思います。

☆ 東京はガソリンが1リッター150円を越えています。こちらはいくらでしょうか?これからいろんなものが値上がりしてきて、皆様の経営に影響があるかもしれません。全国的にきびしいというのが私の感じです。伸びていますかと聞くと、「いえ、安定しているかどうかを聞いてくれ」と言われる時代です。

☆ 時間があるときには企業を回るようにしています。社長の顔と企業の業績は一致していると思います。「社風は1将の影」といわれます。私のようにいろんな会社を訪問しているとよく分かります。ホテルなどでも、施設では大差ありません。でも、働く人の姿勢でものすごく違って感じます。フロントですぐに分かります。暖かい雰囲気のホテル、逆にただの仕事としてやっているだけのホテルがあります。

☆ あるホテルへ泊まったときのことです。あきらかにプライドが高くて、何かを聞いても、その仕事は私の仕事ではありませんという状態でした。立派なホテルでしたが、もう二度と泊まりたくないと思ったものです。リニューアルしたそうでした。とても素敵な応対だったので、聞くと私はパートですからサービスマネージャーに聴いてくれました。聞くとオーナーが変わったそうです。働く人全員が変わったように感じました。聞くとやった(実践した)のは挨拶だけだそうです。挨拶ひとつで、ホテル全体ががらりと変わりました。

☆ ホーバークラフトに乗ったときのことです。おじいちゃんと孫が乗っていました。3つの子でした。さよならと言ったら、おじいちゃんが挨拶あいさつと挨拶の仕方を孫に教えていました。私たちは小さな頃から、挨拶を教えてもらっています。でも、挨拶一つでもなかなか出来ないものです。

☆ 心 
こころをどう変えるか? 挨拶は知っていてもできないものです。このホテルに行った時には、本当にいい空気が漂っていました。こんど来る時にもこのホテルに泊まりたいな。来てよかったとホッとしたものです。社員がみんなお客様に向いているから、社員同士が仲が良いのです。
利益が出ている企業の共通点は、明朗愛和喜働です。明るく、社員同士が仲良く、楽しく働いています。

☆ 不祥事
ひとつの不祥事が会社の存続を左右します。白い恋人、赤福、地鶏などがそうです。食べ物の無い時代には、賞味期限などありませんでした。ハエが止まっていても平気で食べていたものです。自分が食べてみて大丈夫かどうかを判断したものです。
今は一社員の言動でぱっとひろまります。一社員は広告塔です。

☆ 活気が無いとおっしゃる社長さんの会社を訪問してみると、やはりそうです。「いらっしゃいませ」といわれても、「なにしに来た?」という気持ちが伝わってきます。私もアルバイトをしたことがありましたが、時給が同じだから客が来ると余計な仕事が増えるんです。心は態度に表れます。ことばでは「いらっしゃいませ」でも、心の中は「もう来るな」ということでは、そのお店は将来がありません。

☆ 暗い話をされる社長のお話です。設備が古いので、将来が無いといわれます。でも機械は薄汚れています。機械も人間も同じです。風呂にも入らないで薄汚れていたら、元氣で働く気にはなりません。機械だってきれいにしてもらって、今日も元氣で頑張ろうねと声をかけてもらったら、元氣で働く気になります。機械を100%働けるようにしていくと、製品も素晴らしいものができるようになります。機械はスイッチを入れたら動くと思っている人は、機械を丁寧に扱いません。結局機械は故障ばかりするようになります。 

☆ 活力競争力に必要なのは人材力といわれます。人材は存在の意義をどう認識させるかどうかです。オムロンの開発に当たった人の話です。あそこはあまり凄い学校の出身ではありません。工業高校の出身者がおおいのです。立石さんは、母親がわが子に愛情を注ぐように社員を育てました。みんな心に徳を持っています。

☆ 創業者の丸山敏雄は、人間はみんな心に徳を持っていると言いました。でもその徳は見えにくい。それを見るためには、親の心を思うことです。お母さんがどのような心で育ててくれたか、思うことです。自分の親の目で自分を見ると分かります。子供を育てる時には、たくさんの声をかけます。子育ては親の愛を知ることだと言いました。

☆ 明朗愛和
愛は母乳のようなものです。愛の乳は出せば出すほどよいものが大量にでてきます。逆に出さないと枯れてしまいます。

☆ 車椅子を引いていた両親とふたりの娘さんの話です。特急電車をやり過ごすときに、「レッドアロー号ね。わたしあの電車に一度乗ってみたいわ」と言われました。特急は300円です。二人は重度身体障害者のお子さんでした。これから大変だろうなと思いました。両親は年をどんどんとっていきます。お母さんは初めて障害者だと知ったときにどんなことを思ったでしょう。信じられなかったことでしょう。でもこの親子はとても豊かで楽しそうな家族でした。私があれほど楽しそうな家族でいるだろうかとまで思いました。

☆ 障害者は親の愛を押し返さないから。愛のパンは出せば出すほど良いものが大量に出る。それを見たときにこのことを思い出しました。みんなが徳をもっているのに、どうして出せないんでしょう? 活力経営とは明るい心で経営をすることだと思います。経営の「経」とは縦軸です。経営の「営」は横軸です。みんな目先の方法論ばかりに目が向いています。心というものを忘れているのです。

☆ 心はすぐにほこりがたまるもの。新築の家でも、すぐにほこりがたまるものです。私たちの心も同じです。

☆ 倫理法人会には5万社の仲間がいます。その1割の人たちが役員をされています。私はその方たちの経営がとても気になります。よくなる人、そうでない人がおられます。熱意、誠意、創意の3つが経営の基盤で大事だといわれます。独立の時は、熱意があります。創業のときは誠意もあります。創意はお客様が下さる場合もあります。


長くなりましたので、二つに分割します。
その2はこちら







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Last updated  2007年11月19日 23時05分47秒
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