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モノスキー日記

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 中居正郎@ Re:7号食※ を再開しました。(11/07) びっくりのアップ~だれもみんよね。
 よきん@ Re[1]:緊急事態宣言 !!(10/19) 銀線名人ぬかしんぼさんへ (^O^)ア(^○^)ハ(…
 よきん@ Re[1]:緊急事態宣言 !!(10/19) 銀線名人ぬかしんぼさんへ 一年近く返信…

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2008年05月19日
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カテゴリ:人間交流
その1から続く


これがわたしの最初の本です。

煎豆に花が咲いた  (森岡まさ子・著)
http://www.joho-fukuoka.or.jp/kigyo/ipro/mama.htm

ぱぱを助けるために頑張りました。
夜になると激痛で殺してくれと言います。

目が覚めて、裸で走って死場を求めたこともありました。
追いかけていって、朝方帰ったこともありました。
食べるものがない、苦しい、つらい毎日でした。

ある日、ぱぱが新聞を買って来いと言いました。
記者でしたから、読みたかったのでしょう。

その新聞に、原爆にあった人はラジウムと
酒が良いと言う記事がありました。

お金はないですが、酒屋へ行きました。
いまでもお世話になっている山岡さんに、
紋付や??などを持っていってお酒を分けていただきました。
コップいっぱい飲みました。

そんな主人をみて、途方に暮れました。
どうしたら主人を助けられるかと悩みました。

近くの矢野温泉にラジウム温泉がでると言うことを聞き
四畳半と六畳だけの家を求めました。

ラジウムが効いたのか
お化けのような姿から、少しずつ回復して、
旅に出たいと言い出しました。
慶応大学にいた頃から旅が好きだったぱぱですから。


パパが旅に出たいというので、安くて健全な宿として、
ユースに泊まることにして、出発したのです。
3日経っても1週間たっても帰ってこないので
どこかで死んだのだと思いました。

どうして旅に出させたんだろうと後悔して、泣いていました。
11日目にひょっこり帰ってきました。

昔のように目が輝いていました。

おとうさんどうしたの? と聞きますと、
北海道で若者に出会ったといいます。

日本にこんな若者がいるなら生きたいというのです。
それまでは、死にたいとばかり言っていた、ぱぱが
生きたいと言ったのです。

それからの私は、二人分働こうと決意しました。
主人を喜ばせようと頑張りました。

ぱぱは、ここでユースをやりたいと言い出しました。

実は、四畳半の部屋に住んで、
六畳の部屋では土産屋をしようと思っていたのです。

一旦やるというと、もう絶対聞かない人です。

ユースホステルは、コミュニケーションの場です。
しかし、当時はだれも知りません。
山の上の一軒やに一体誰が来るというんだと皆言いました。

皆がやめろというのですが、苦労の末に許可をとります。

ユースを始めたものの誰も泊まりに来てはくれません。
毎日毎日、三叉路に出て待つのですが誰も来ません。

ある日、同志社大学の山岳部の人と??の
合計6人が来てくれました。
六畳だけでは足りず、四畳半にも寝てもらいました。

食事も、なにもありません。
しっかり食わせてやってくれと言われても
ダンゴ汁だけの夕食です。

ぱぱは、若者に話しました。
俺はたった一晩で、こんな哀れな姿になった。
頼みがある。
人は、原爆を作った。けれど、平和を作れないはずがない。
どうか平和を作って欲しいと語りました。

泣きながら、この素晴らしい日本を残すためにと
若者達に語り掛け続けました。

ぱぱは、それから間もなく亡くなります。

苦労ばかりかけた、なにも良いことをしてやれなかった。
けれど、若い人があつまるユースと言う、タネを残しておいたから、
枯らさないように・・・と最後の言葉を残してくれました。

その言葉のおかげで現在もユースをやっています。

たくさんの人とたくさんの出逢いがあります。
何十万人もの人が来てくださいました。

素晴らしい人がいっぱいでした。
人の出逢いは金では買えません。

今日もそうですね。足を運ばないと出会いもありません。
やっぱり、起きよう、やろうと思えば出来るのですね。
これが、倫理の素晴らしいところですね。

フォスコ・マライーニさんという、たった一人の人からの出逢いが、
40万人に出会うことになったわけです。

フォスコ・マライーニさんが私に逢いに来てくださいました。
用事があって尾道に行くことになったのですが、
置いて出かけるわけに行かないので、
一緒に尾道に連れてきたのです。

市役所に用事でしたが、相談するといろんな所を
案内してくださることになりました。

七ヶ国の言葉が出来る先生です。
日本の文化にも造詣がふかく、お寺の住職も気に入ってくださって、
ついつい長話になります。

遅れ遅れであちこちのお寺を回りまして、最後は、??という
お寺に行きました。きれいに掃き清められていて、
お客様がどれだけ心を尽くして待たれたのかと思いました。

どこの寺でも、お茶菓子とお抹茶がでます。
そこでも、お抹茶がでました。
10杯ちかくも出たので、また抹茶かと言われるかとハラハラしました。

どういわれたと思いますか?
抹茶のオリンピックですねとおっしゃったのです。

しかも、ここは金メダルですと言われました。
喜ばれて、話も弾みました。とても、すがすがしい時間でした。

フォスコ・マライーニさんは、とても頭のさえた人でした。

フォスコ・マライーニさんは、
日本は歴史文化の素晴らしいところだと言われます。
世界のいろんな国を回られているのに、日本では嫌なことも
あったはずなのにです。

フォスコ・マライーニさんが行く先々で、なにか新しいひらめきを
得られるのだそうです。
帰国後、「ミーティング・ウィズ・ジャパン」
という本を書かれて、アメリカでベストセラーになりました。

先日金沢の放送局から、取材を受けました。
フォスコさんが、日本を歩かれたところが紹介されます。
きっと尾道もでることでしょう。

人生は、ともかく出逢いです。先生との出逢いに助けられました
わたしが3つ上です。ですから先生は今90歳ですね。

女学校をでて初めて来た町が、ここ尾道ですから、
ここが発展することを願っています。

今日みなさんに、お願いしたいことがあります。

郷土を燃えさせるのは、やはりみなさんですから。
大切なのは皆さんの心構えです。

山口県のある町の人が50名ほど団体で上下町を見に来てくださいました。
自分の町を燃えさせたいといわれます。

そのときも大切なのは皆さんの心構えですとお話しました。
落ち込んだと言っていては盛んにはなりません。

上下町も同じですが、皆さんの心が燃えることですね。
人が来てくださることをやらないと何もなりません。

それは、心の中に花が咲かないといけません。
心の中に花をさかすような事が大事です。

いくら待っていても、人は集まりません。
来てくれた人の心に花が咲けば、また行こうと言うことになります。
尾道に来た人にどんな花を持って帰っていただくか?
考えてみてください。

「出逢いは宝」という本に、一生懸命、
こんな言葉を書きました。

93歳
森岡まさ子

逢う人も
逢う人も
福の神

これまで私は賞をたくさんもらいました。
でも、賞をもらうためにやったのではありません。

多くの人に心の花を咲かせて欲しいと思って
やり続けただけです。

外国からもたくさんの方が来られます。

逢う人も会う人も福の神

ぼろぼろの服を着ていたとしても
一輪の花を咲かせていただきたい。

今でもお米を送りつづけてくれる子の話しをします。
その子が食べるモノがなくて困っていた時に、
私が、おむすびをむすんで、ふところにいれたのだそうです。

自分の命のある限り送りますといってくれています。
自分の家にも食べ物がないのに、むすびをくれたからだそうです。

この服も慶応ボーイから(?)
30年前に買ってくれた服ですよ。
(注:明るくスッキリした服・・・ちょっと色目が・・・)
自分の奥さんと同じ物を買ってくれたんです。
こうして、大事に着ています。

みなさんも、出逢いを宝にしてください。
良い出逢いを大事にして、
倫理で日本を助けていただきたい。

私は毎年、外国へ行きます。
イタリアの先生のところに見舞いに行くと、
先生が元気になられました。

なんで森岡さんはそんなに元気なの?と聞かれますが、
それは、意欲と夢です。いっぱいの夢です。

素晴らしい秘書を2人つかっています。
A子さんとB子さんです。

A子さん、◎◎してくださいな。
はーい。
B子さん、戸締りをしましたか?
・・・・・

ひとり芝居ですよ。
A子さんもB子さんも私一人でやります。
(会場爆笑)

B子さん、戸締り確認して、
はーい。という風です。

かぎや戸締りがきちっとすると、
さて出発ということになるんです。
創意工夫ですね。

こうすると、楽しいし、一人でも淋しくないです。
商売も創意工夫です。

英知を働かせて、みなさんがんばってください。
そして出逢いを大事にしてください。

「来る人来る人福の神」
だと思って今日に到りました。

今日はありがとうございました。





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Last updated  2008年05月19日 12時01分15秒
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