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4月10日(木) 捺印は自分の顔
新入社員のAさんが担当する仕事の一つに、伝票処理があります。担当者が手書きしたものをパソコンに入力して、所定の書式で印刷をして完成です。 入力、正誤のチェックを終えて、得意先に発送する請求明細書が出来上がりました。「最後の仕上げ」と担当欄に自分の判子を押して、先輩に確認をお願いすると、「文字が横を向いているよ」と指摘されたのです。 「自分も新人の頃、『捺印は自分の顔だと思って、まっすぐになるように押しなさい』と教えられたものだよ。この明細が届けられるお客様が、どう思われるかを考えて判子を押さないとね」と、先輩はAさんを諭しました。 <顔が横を向いたまま品物を出されたとしたら、確かにいい気持ちはしないな>と、納得したAさん。このことを契機に、伝票の判子を丁寧に押すよう心がけたのでした。 捺印は「責任をもって確認しました」という意思の表明です。上下は正しいか、偏らずに押せているか、しっかりと確認したいものです。 今日の心がけ◆丁寧に捺印しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。 著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、 倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年04月10日 13時06分31秒
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