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8月 5日(火) あわや大事故
建設現場に勤務するEさんは、朝礼時に、道具の指差し確認をしています。 ある朝、安全帯の紐が擦れていることに気がつきましたが、そのまま修理も新調もしませんでした。それから数ヵ月後、まもなく工事完了という時に事故が起こりました。二メートル弱の高所作業中に、バランスを崩して落下したのです。 コンクリートの床を叩きつけられたEさんは、ヘルメットのおかげで大事には至りませんでした。しかし、命綱の役割を果たす安全帯の紐が引きちぎれていたことに、<もっと高いところから落ちていたら・・・>と、肝を冷やしました。 事故の前には、必ず気の緩みが発生しているものです。安全帯の不良に気づいていながら、<これくらいなら大丈夫> <まさか自分が落下するはずはない>と、放置していたことを反省しました。 小さな出来事や気づきを見逃さず改善していくことが、事故を防ぎ、職場環境をより良くしていきます。Eさんはその後、同僚と共に、道具の点検整備を徹底して、無事に工事を完了させました。 今日の心がけ◆小さな気づきを行動に移しましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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