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8月13日(水) 沈黙不能症
コミュニケーション上手とおしゃべりは、似て非なるもののようです。 二千年近く前、ローマ帝国の著述家・プルタルコスは、おしゃべりな人間を「沈黙不能症」と呼び、饒舌になりすぎることに警鐘を鳴らしました。 プルタルコス自身、「何かを言って後悔したことはたびたびあるが、何かを言わずに後悔したことは一度もない」という先人の言葉を心に留めていたそうです。 公共の喫煙場所や会社帰りの車内、職場の近所の飲食店では、業務に関連する様々な話題が飛び交っています。しかし、そこには多様な人の耳があることを忘れてはいけません。 インターネットの普及により、不特定多数の人に向けて、気軽に言葉を発信することが可能となりました。情報社会だからこそ、情報の守秘が求められます。 業務時間内に限らず、プライベートでも、TPOに応じた、節度のあるコミュニケーションを図りたいものです。 沈黙不能症に陥らないよう、一つひとつの言葉を大切にしましょう。 今日の心がけ◆言葉に慎みを持ちましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年08月15日 11時14分12秒
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