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8月17日(日) ピーマンのできるまで
皆さんは食べ物の好き嫌いはありますか。 五十五歳のTさんは、三十歳の頃まで大嫌いな野菜がありました。それはピーマンです。<人間が食べる食べ物ではない>と思うほど嫌いでした。 あるセミナーで、Tさんは、「食物も、衣服も、身の周りにあるものは、一人の力では作れない。多くの人たちの手がかかっている」という話を聞きました。 Tさんは、その話をピーマンに当てはめて考えてみました。畑を耕してピーマンを育てる人、市場で競売にかけ販売する人、運搬する人、小売店で購入する人、料理する人・・・など、たしかに沢山の人の手がかかっています。 ピーマン一つでも、ルーツを辿れば、多くの人の働きがあります。<ありがたいものだな>と思えて、Tさんは少しずつピーマンを食べるように努力しました。そのうちに、生でも食べられるようになりました。 食物だけでなく、職場で使っている物すべてが、多くの人たちの働きの結晶です。物の由来や成り立ちに思いを寄せ、好き嫌いをなくしたいものです。 今日の心がけ◆食べ物への感謝の心を持ちましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年08月17日 13時04分13秒
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