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1月21日(水) タダでもいらない
Eさんが営む店は、駅前商店街の一角にあります。 かつては栄えていましたが、今では人通りが少なくなってしまった商店街です。Eさんは、<時代の流れだから仕方がない>とあきらめていました。 ある日、一人のお客様が店頭に立ち、商品を眺めながらこう言いました。「この店の品物はタダでくれると言われてもいらないね」。 ショックを受けたEさんは、「小売業はお客様の欲する物を仕入れ、安く提供することだ」という先代の教えを思い出したのです。時代の変化を理由に、商売の基本を忘れていたことに気がつきました。 しかし、Eさんには、お客様が何を欲しているのかわかりません。翌日から、店に来るお客様に、どのような商品が欲しいか徹底的にリサーチしたのです。 そして、お客様が求めているものを仕入れて、季節ごとに入れ替えながら陳列しました。やがて、少しずつお客様が増えていきました。 「タダでもいらない」という痛烈な一言に、今では感謝しているEさんです。 今日の心がけ◆苦言を受け止めましょう 職場の教養は社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。 職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。 倫理法人会に入会すると毎月30冊送ってもらえます。 ご希望があれば、活力朝礼のやりかたを指導してもらえます。(もちろん無料で) お問いあわせはお近くの倫理法人会まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年01月21日 09時32分01秒
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