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5月21日(木) 任せる度量
職場で後輩を指導する際、その関わり方は人それぞれです。 若手社員の育成を担当しているSさんは、少しでも早く一人前になれるよう、熱心に指導に当たりました。教え方が丁寧で、間違いもきちんとフォローしてくれるため、後輩たちもSさんを慕っていました。 ところが、上司から「君の指導は甘い」と注意されました。「一から十まで君がやるのではなく、彼らにやらせなさい」という上司に、Sさんは<まだ何もわからない後輩にやらせるのは無理だ>と、納得がいきませんでした。 そこでSさんは、若手の指導法について、信頼する先輩に相談しました。すると、「自分でやってしまうのは簡単だが、本当に後輩を育てる気があるのなら、任せることも必要だよ」とアドバイスを受けたのです。 今まで、良かれと思って事細かに指示していたことが、実は、後輩のためになっていなかったと知ったSさん。その後は、後輩たちの成長を信じ、様々な物事にチャレンジできる環境作りに取り組みました。 今日の心がけ◆人が育つ環境を作りましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在まで一日も欠くことなくずっと続いています。 著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、 かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年05月13日 09時14分41秒
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