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8月24日(月) マナーの基本
社会人一年生のKさんは、入社してすぐに、社内のマナー研修を受講しました。 挨拶の練習では、1相手の目を見ること、2礼をする時には、背筋はまっすぐに伸ばしたまま、頭を相手に差し出すようにする、と教わりました。また、研修の中盤では、歩き方や表情、身だしなみについての講義がありました。 次第にKさんは<そこまでして自分をよく見せる必要があるのか>と、疑問が涌いてきました。しかし、講師の次の言葉を聞いて、ハッとしたのです。 「基本は踏まえつつ、大切なのは相手の状況を配慮すること。形ばかりに囚われても、それはただの独りよがりですよ」 <マナーとは、よく見せるためでなく、相手を思っての行動なんだ>と知ったKさん。小笠原流礼法の伝書には、細かな作法と共に、「いづれも時宜によるべし」と書かれている箇所が多くあります。それは「時・場所・状況に応じて自然な行動をしなさい」という意味でしょう。 正しい作法に加えて、相手の状況に配慮する心を養いましょう。 今日の心がけ◆状況に応じた配慮をしましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年08月24日 03時24分54秒
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