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8月29日(土) 有ることが難しい
「ありがとう」は仏教に由来した言葉です。「有ること難し」というお釈迦様の言葉から転じたものだといわれています。 ある時、釈迦が弟子の阿難に尋ねました。「海底に住む、百年に一度顔を出す盲目の亀がいる。その亀が、海面に浮かぶ一本の木に出合い、木の穴に頭を入れることがあると思うか」。「とても考えられません」と阿難は答えました。 すると、釈迦は「私たちが人間に生まれることは、その亀が、丸太棒の穴に首を入れることがあるよりも、難しいことなんだ」と諭したのです。 これは「盲亀浮木の譬え」という話です。人間に生まれることがそれほど稀で、有ること、存在することが難しいことである、と説いたのです。 私たちは感謝の気持ちを相手に伝えるため、気軽に「ありがとう」という言葉を使います。その「ありがとう」に、どれだけ心を添えているでしょうか。 「この世に生を享け、得難い喜びを与えてくれて、ありがとう」と心の底から思って発した「ありがとう」は、きっと相手の心に届くことでしょう。 今日の心がけ◆感謝の言葉に心を添えましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。 掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。 こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。 やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。 O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
9月 1日(火) 迅速な対応
Sさんは、大型のショッピングセンターで働いています。ある雨の日のこと、店内で「キャー」という悲鳴が聞こえました。女性客が、階段で足を滑らせ、転倒してしまったのです。 お客様が腰を強打し、出血していることを確認したSさんは、救急車を呼ぶよう他のスタッフへ伝えました。同時に、担架を持ってくるよう指示をすると、それぞれ迅速に動き出しました。 Sさんは、傷の止血をしながら、近くにいたスタッフに脈拍を測ってもらいました。できるだけ女性客を動かさないよう担架に乗せ、通用口まで運んだところで、タイミング良く救急車が到着しました。 転倒した状況や心拍数などを救急隊員へ報告し、女性客は救急車で病院へ搬送されました。結果、傷口を数針縫うだけで、事なきを得ました。 Sさんの職場では、年に何度も、防災訓練や救急訓練を繰り返しています。日頃の訓練により、それぞれの役割を発揮し、迅速な対応につながったのでした。 今日の心がけ◆防災意識を高めましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。 朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。 翌月分の職場の教養は入力が出来た分だけ、20日の日記にまとめて掲載します。 (2015年08月30日 09時58分31秒)
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