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11月20日(金) 歌の力
皆さんは、日本の「唱歌」や「童謡」をどのくらい知っているでしょう。知ってはいても、現在は、歌う機会が少ないかもしれません。 唱歌は、明治初期から第二次世界大戦終了時まで、学校教育用につくられた歌です。代表的な唱歌に「あおげば尊し」や「春が来た」などがあります。 大正時代には、個性や自由を尊重する新たな文化・教育の風潮が芽生え、より芸術性の高い自由画や学校劇、児童文学を求める社会動向から、「童謡運動」が起きました。 童謡が一大ムーブメントとなり、「赤い鳥小鳥」や「七つの子」など、子供の美しい空想や感情を育てる歌がたくさん生まれました。作詞家では西条八十、北原白秋、野口雨情、作曲家では成田為三、山田耕作、中山晋平らが活躍しました。 童謡運動は、わずか数年で終焉を迎えましたが、この時期に生まれた童謡は、音楽的、文学的にも芸術性が高く、今なお歌い継がれています。 歌が子供の情緒を育み、感性を育てるのは、昔も今も変わらないでしょう。 今日の心がけ◆子供の歌を大切にしましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。 特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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