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5月27日(金) 電話口のあくび
ある日、Yさんは取引先から、問い合わせの電話を受けました。 「いつもお世話になります」と挨拶を交わした後、受話器の向こうで相手があくびをした様子がうかがえました。 〈仕事の話の最中に、あくびをするなんて!〉と、Yさんは腹立たしい気持ちになり、その後の会話に真心を持って、接することができませんでした。 しかしその後、わが職場のフロア全体を見回すと、電話対応が必ずしもよいとはいえません。Yさんは、自分自身、何気なく行なっている電話の対応で、相手に不快な思いをさせたことはなかったかと振り返りました。 すると、話を早く進めようとして、相手の言葉をきちんと受け止めないまま、いい加減な返事をしていたことに気づいたのです。 電話では、お互いに顔は見えていなくても、印象はしっかり残ります。何か他のことをしながら電話に出ている状況も、受話器越しに、案外伝わるものです。 〈適度な緊張感を持って、電話対応をしよう〉と、心新たにしたYさんです。 今日の心がけ◆節度を持って対応しましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年05月14日 16時56分42秒
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