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6月 3日(金) 隠し味
二〇一三年、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されました。以来、海外での和食ブームに拍車がかかっています。 日本国外での和食レストランの数は、十年前と比較すると、三倍に膨れあがっているといわれます。現在ではおよそ八万九千店にも上るそうです。 その背景には、食と健康への関心の高まりがあります。日本人の長寿が、和食人気の後押しをしていることは言うまでもないでしょう。 和食に欠かせない要素として、「隠し味」があります。隠し味とは、辞書によれば、「ある調味料を、目立たない程度にごく少量加え、全体の味を引き立たせる調理法。また、その調味料」のことです。 主役ではないものの、なくてはならない存在、それが隠し味といえるでしょう。仕事においても、スポットの当たる主役的ポジションと、それを支えるポジションとがあります。 目立たず、小さな働きで、全体を引き立ててくれる存在あっての職場です。 今日の心がけ◆隠れた働きがあることを知りましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年05月28日 10時56分52秒
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