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5月22日(日) 慧眼の士(けいがんのし)
今年のNHK大河ドラマの主人公は、真田幸村です。義を重んじ、義に殉じた名将・幸村は、物事の本質や真偽を見分ける慧眼も兼ね備えていました。 関が原の合戦で徳川家康率いる東軍が勝利を収め、天下の大勢は、大坂(大阪の古称)の豊臣家を除き、ほぼ徳川家のものとなりました。 その後、家康は、天下平定を目指し、大坂に攻め入りました。豊臣恩顧(とよとみおんこ)の武将が続々と徳川家に味方する中、幸村は豊臣家に忠義を尽くしたのです。 幸村は、大阪城に入ると、いち早く城の弱点を見抜きました。そして、地続きで相手の軍が最も攻め込みやすい城の南側に、堅固な出城を築きました。 この出城こそ、後に「真田丸」(さなだまる)と呼ばれ、家康が攻略に頭を悩ませた砦だといいます。和平の際、真っ先に取り壊しが条件として挙げられたことから、いかに難攻不落な要塞であったかを物語っています。 幸村の生き様は、下の人は受けてきた恩に報いる働きを、上に立つ人は鋭い洞察力や行動力が肝要であることを教えてくれています。 今日の心がけ◆人としての器を磨きましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年05月22日 07時24分59秒
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