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カテゴリ:職場の教養
10月23日(日) カメラ一台で広がる世界
今年の夏、八十八歳の“おばあちゃん写真家”西本喜美子さんの写真集が発売され、話題を呼びました。 西本さんは熊本県在住です。初めてカメラを手にしたのは七十二歳の時でした。初の写真集『ひとりじゃなかよ』には、これまで撮りためた幻想的な作品と共に、心温まる熊本弁のエッセイが添えられています。 周囲を驚嘆させたのは「自撮り」の写真です。赤ちゃんや粗大ごみに扮装した写真は、自分でも笑いをこらえながらシャッターを押したといいます。 とても八十代の作品とは思えないほどインパクトのある写真は、日本はもとより海外でも話題になりました。 足腰が弱いため、近所や室内で撮れるものを写してきた西本さん。〈歳をとったらそれを逆手にした自撮り写真を撮ればいい〉という発想は、年齢を問わず、カメラ一台で世界は無限に広がることを教えてくれるようです。 年齢や常識にとらわれることなく、常に「新」を目指していきたいものです。 今日の心がけ◆探究心を持ち続けましょう 職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年10月23日 11時51分58秒
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