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基礎M語第8回 延長ショック


基礎M語第8回 延長ショック


今回は延長ショックについて。
前回から少し間隔が開いてしまいましたが前回の短縮ショックと読み比べていただけると、より理解しやすいかと思います。

さて短縮ショックでは短縮ショッカーという決まりやすい短縮ショックの定義がありましたが、同じように延長ショックでは延長ライダーという定義があります。
あらかじめ言っておきますが、延長ライダーについても僕は定義に従って1頭1頭あてはまっているかどうかなんて調べることはしません。面倒だし時間がかかりすぎます。
しかし、ここを見てくれているであろうM初心者の方のためにもやはり定義は紹介しておきます。

延長ライダー
1 前走で今走より短い距離を3角7番手以降で走っている。
2 前々走で前走より長い距離を3角5番手以内で走っている。
3 前走より今走の距離の方に実績がある。
4 7ヶ月以内に今走が芝なら芝の、ダートならダートのレースを経験している。
以上を全て満たす馬を延長ライダーと呼ぶ。

少しわかりにくいかもしれないですが2000先行→1600差し→今走2000というバウンド延長の図式です。
延長の大きなメリットはペースが緩くなるということです。延長は逃げ・先行とセットになることが多く、道中ゆったりいけるので楽に感じることができるのです。
またゆったり走れるので揉まれることも少なくなります。なので延長ショックは揉まれることを嫌うL系が得意としており、他馬との摩擦で走ろうとするC系は不得手としています。

さらによく考えればわかると思いますが全ての距離延長がペース速→遅とは限りません。
例えば中央1400→ローカル1700という臨戦は延長のメリットを活かしきれません。中央1400は広いコースで厳しいペースになりづらく、対してローカル1700は小回りでタフな流れになりやすいからです。



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