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August 12, 2006
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監督 : 李相日
出演 : 松雪泰子  / 豊川悦司  / 蒼井優
脚本 : 羽原大介 (パッチギ)
公式HP : http://www.hula-girl.jp/index2.html

予想外に感動的な良い作品でした☆

ボロボロ泣いちゃった・・・

思わずフラダンスを習いに走りたくなります(笑)・・・

 原作は、小説「 フラガール 」(メディアファクトリー刊)

 監督は、村上龍原作×宮藤官九郎脚本の「 69 sixty nine 」で才能を発揮した李相日(リ・サンイル)。私は、初めて目にしたお名前ですが、新潟県出身で、朝鮮学校を経て大学卒業後に日本映画学校を卒業されたそうです。

 主演は、松雪泰子。彼女は映画というよりもドラマでおなじみという感じですが、「白鳥麗子でございます」は大好きな映画の一つです。こんなはじけた演技が誰よりも似合っている女優さんでしたよね~。今回の役も結構はじけてて、気持ちよかったです☆彼女のそんな味がストーリーにもメリハリ付をけていて良かったですYo。そして、スタイルも抜群~
 いつもはクールなかっこいい女役が多い彼女ですが、泣いたり笑ったりのアップシーンが多いせいか、顔がくしゃっとするときのしわが気になってしまって・・・(あ、私だけですよね、そんなの気になってるのは(笑)・・・)

 トヨエツは、「弁護士のクズ」でおかしな役を演じてから、どうも髪型からしてへんてこりんです。彼の代表作ドラマ「愛していると言ってくれ」の再放送は何度となく観ていますが、なんって魅力的な俳優だとろうと思ったイメージがまだ捨てきれないのですが、「弁護士~」の全く似合っていないのに、この髪型が楽なのか、お気に入りなのか、同時期に撮ったのかな?「日本沈没」の時もそのままだったし、今回もそのままなので、どうもイメージが良くないし~。それに蒼井優ちゃんのお兄さんって設定がどうも・・・
 歳離れすぎじゃない~~??親子みたいに歳ちがうよね?確か~(笑)
 でもまぁ、演技が巧いからかろうじてよしとしましょう(笑)

 蒼井優は毎年5本ペースで映画にひっぱりだこな有望若手女優の一人ですが、今回も難しい方言での台詞も違和感なく頑張っていました。なによりも、きっと難しいだろうフラダンスも綺麗に踊っていました。スローモーション使いが多いので、多分にカバーされている面もあるのでしょうけれど、フラダンスの基本とか知らない私にとっては、十分それらしく見えました。フラダンスを習った事がある方にとってどう見えていたのか、聞いてみたい気もします。

 そして、もう一人蒼井優演じる紀美子の幼なじみの早苗役の徳永えり 、この子の演技が凄く光っていて、蒼井優と並んでいても、演技面でも存在感でも、まったく引けを取りませんでした。キラキラとした目力があって大変将来性を感じます。父親が炭坑をリストラされて夕張に引っ越していくシーンでは、二人がちぎれるほど何度も何度も手を振って別れを惜しむシーンが、もうたまらなくて涙ボロボロです。

 また、話題性?でキャスティングされたであろう、山崎静代(南海キャンディーズ・しずちゃん)は、予想外に頑張っていましたよ。ちょっと縦にも横幅にもダンス系とは無縁なイメージが笑いをそそるのですが、フラの衣装を着てメイクをすると、とっても可愛く見えました。笑顔が素朴で癒し系なのですよね、彼女って・・・
 「 ラブ★コン 」にも本人役で出演しています。

 しっとりとした着物姿が似合う、ベテラン富司純子も顔を炭で真っ黒にしながら、炭坑で働く強気な母像を体当たりで演じています。

 


STORY : 昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。「求む、ハワイアンダンサー」の貼り紙を見せながらここから抜け出す最初で最後のチャンスだと、 早苗は紀美子を誘う。今や石炭から石油へとエネルギー革命が押し寄せ、閉山が相次いでいる。この危機を救うために炭鉱会社が構想したのが、レジャー施設“常磐ハワイアンセンター”だった。 紀美子と早苗はフラダンサーの説明会に出かけるが、ほかの娘たちは、逃げ出してしまう。残ったのは、紀美子と早苗、それに会社の庶務係で子持ちの初子、そして父親に連れてこられた一際大柄な女の子、小百合だけだった。





 この映画がここまで感動的だとは全く予想もしていませんでした・・・。

 冒頭では、早口の福島弁を聞き取るのに苦労しちゃって、字幕が欲しいな~なんって思いながら観ていましたが(笑)、次第になれて来て楽しめるようになりました。

 孫の代まで男も女も、今や時代の流れに閉鎖寸前の危機に、掘れば掘っただけ売れた往年の栄光が捨てきれない炭坑で働く事しか知らない閉鎖的町で、しかも冬は雪降る東北の地に常夏のハワイを作ろうとする突拍子もないプロジェクトは、予想通りの町民のによる怒りと反発があるのに関わらず、めげずに「ハワイアン・センター」への準備をひょうひょうと進めていく、岸部一徳のおもしろおかしい演技も良い味でした。

 炭坑での物語と言うと、今年シャーリーズ・セロン主演で公開された「 スタンド・アップ 」が思い出されます。
実際こういう貧しい閉鎖的社会の中では、生まれて来たときからの慣習に根付いた生き方への考え方というものは、新しいものを受け入れがたい偏見みたいなものが、もっと強く深いものがあると思いますが、この「 フラガール 」では、そういった暗さに繋がる表現は必要最低限で、あまり深く描きすぎないことで、適度に感動し、涙し、笑えるエンターテイメンツに仕上がっています。その点では、脚本の描き方がうまいと言えるかもしれません。

 難点と言えば、ラストシーンのスローモーションでのフラダンスショーの踊りが長いと感じた点でしょうか、もう少しこのシーンはメリハリが欲しかったところですね。

 

 

ジェイク・シマブクロのウクレレがすご~っく心地よいです♪

映画が終わってもクレジットを眺めながら、最後まで聴きたくて会場が明るくなるまで座っていました。

 

メインテーマ“Hula Girl” Written by Jake Shimabukuro
オリジナルサウンドトラック
  

 

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~おしまい~

 

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