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December 2, 2006
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監督 : リチャード・リンクレイター
出演 : キアヌ・リーヴス /ロバート・ダウニー・Jr /ウディ・ハレルソン
原作 : フィリップ・K・ディック箸『暗闇のスキャナー』 ハヤカワ文庫SF 浅倉久志訳 
公式HP  || 

「 スキャナー・ダークリー/ A Scanner Darkly(2006) 」

「ウェイキング・ライフ」で試みたデジタル・ペインティング手法を用いて映画化した近未来サスペンス

実際の俳優が演じた映像データを基に、アニメーターがデジタル・ペインティングしていく“ロトスコープ”という映像技術で独特の世界観を表現

原作者は、『ブレードランナー』や『マイノリティ・リポート』など、数々の小説が映画化されてきたフィリップ・K・ディック。彼の超人気作「暗闇のスキャナー 」の映画化です。

監督は、「スクール・オブ・ロック」「ビフォア・サンセット」のリチャード・リンクレイター。

主演は、「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーヴス。

 

 


Story : ドラッグが蔓延した近未来を舞台に、自らヤク中男となり“おとり捜査”を開始した刑事が、やがて自分を監視する事態に陥り徐々に捜査官とヤク中男との間で自己崩壊していく姿をダークでトリップ感漂う映像表現で綴ってゆく。

近未来のアメリカ。そこでは“物質D”と呼ばれる強力なドラッグが蔓延していた。覆面麻薬捜査官のボブ・アークターは、物質Dの供給源を探るため自らジャンキーとなりドラッグの世界へと深く潜入していく。おとり捜査中は上司や同僚さえもそのその正体を知らなかった。しかしある時、ジャンキーとしてのボブが何者かに密告されたため、彼は自らを監視するハメになってしまう。やがて、ボブの中で捜査官とジャンキーという2つの人格が分裂を始め、次第に自らのアイデンティティを見失っていく…。


ー goo 映画 より ー

  scaner1.jpg

 

カリフォルニア州オレンジ郡保安官事務所の麻薬課捜査官。おとり捜査官として、アナハイムの自宅でジャンキーたちと共同生活を送り、“物質D”の供給ルートを暴き、元締めを突き止めようとしている。だが、アークターがドラッグ・ディーラーだとのタレコミがあり、自分が自分を監視する指令を受ける破目に。

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アークターの恋人。遊び半分でドラッグの売人をやっているが、どこから資金調達してモノを仕入れているのか不明だったり、普段の生活とはちがう様子を目撃されたりと、とにかく謎が多い。また、ドラッグを常用していることを理由にアークターとの肉体関係を拒否している。

 

ジム・パリス アークターのルームメイトのジャンキー。科学やテクノロジーにも精通する雑学博士気取りで、自分の論理をまくしたてる皮肉屋のおしゃべり。また、ジャンキーらしく陰謀説の誇大妄想に憑かれており、仲間を警察に売ろうという考えに走る。

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実写のトレース・アニメーションなので、通常のアニメの吹き替えというよりは、実際に演技していますので、ただのアニメーションよりは台詞に対する表情がよりリアルな感じがあります。

当たり前の事ですが、キアヌや他のキャストが実際に演技していますので、キアヌの話す台詞を聞きながら不思議な感覚にとらわれます。

万引き事件を起こして逮捕されて以来、しばらくスクリーンで見かけなかったウィノラ・ライダーは、元々魅力的な女優さんでしたので、なかな良かったです。今月CSでリチャード・ギアとの共演の「オータム・イン・ニューヨーク」を放送していますが、将来有望な女優さんだったのに、もったいなかったなと思っていましたので、本作で復帰が果たせて良かったですね。

 

この映画は、映像と字幕を観る分気が分散してストーリーに入り込むのに集中力が必要です。私は、途中危うく気がそれてストーリーの重要な部分を聞き逃す瞬間が2回ありました(笑)

近未来の社会にドラッグが蔓延している時代を描いていますが、映像からは未来という印象は受けません。ごく近い将来?という場面設定と言う感じでなのでしょうか?

私は、「ウェイキング・ライフ」は未見ですので、アニメーションと実写の融合的映画で大ヒットした「シン・シティ」と比べると、「シン・シティ」のほうが猟奇的とも言える訳わからなさがかえって魅力な作品だったのとは対照的に、この作品は扱っている題材が「ドラッグ」と言うことで、「シン・シティ」の非現実感とは対照的な身近な社会現象を扱っているだけに現実的な恐怖をも見せてくれます。

実写をデジタル・ペインティングしていくという、「ロトスコープ」での画面なので、人物以外の実写のバックが必要ないと言うこともあってロケーションはほとんど必要ないでしょうが、ロトでのデジタル・ペイントには一こま一こまトレースしていく手法なので相当な作業量です。古くはディズニーアニメ「白雪姫」もkの手法で作られていますし、「スーパーマン」のアニメシリーズもこの手法で作られています。「スターウォーズ」シリーズのライトセーバーも役者が持っている棒をトレースして、デジタル・ペイントで描いています。

ストーリーは単純なのですが、後半にちょっと意外な展開が待っています。字幕よりも吹き替えでもう一度みようかなと思います。

 

 

エンドロール曲はトム・ヨーク「ブラック・スワン」
「THE ERASER / ジ・イレイザー」
定価¥2,580(税込)
Beggars Japanより発売 (ベガーズ・ジャパン)


 




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Last updated  December 2, 2006 06:49:38 PM
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