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Leap soul ~Satsukiのミディアムブログ~

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2016.08.14
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お盆の季節になると恒例になりました、
大好きで大好きで仕方なかった祖母と暮らした幼少期のお話。

女の子が憧れるアニメには全く興味が無く、
(サリーちゃんの弟のカブが好き。)
男の子が夢中になってるアニメ好きだった私が、

唯一反応したアニメが秘密のアッコちゃん。

アッコちゃんに全く興味が無くって、
アッコちゃんの持つ秘密のコンパクトミラーに大反応。

テクマクマヤコン、テクマクマヤコンって呪文。
そう、それそれ!
懐かし~!って想い出した人、私と同年代ばんざい。

その魔法のコンパクトに向かって、
テクマク呪文を唱えるとあら不思議!
自分のなりたいものに変身出来るってあれですよ。


毎年恒例の夏休みは祖母のお家で過ごすしていた時、
祖母に抱き付くなり叫んだのを憶えています。

「コンパクト買って!買って!買って!」

私の大興奮とんちんかんな説明を聞きながら、
祖母しばし困惑。

ご近所の祖母のお友達(祖母よりずっと若い。)に通訳頼んで、
ようやくコンパクトの不思議な魔法を理解。

はっは~~~ん。私を見てほくそ笑む。

もう小猿どきどきですよ!
ウルトラばあちゃんのこのほくそ笑む表情は、
絶対に私の願いを叶えてくれる瞬間なのだっ!


ごそごそと箪笥の小引き出しを何やら探してる模様。
私はもう目も開けてられなくて、い~~~っ!!!
ってばあちゃんのお尻にしがみ付く。

しばらくして、ばあちゃん呟く。

「あったあった。」

優しく微笑んで私にそっと手渡してくれた小さな手鏡。
茶色の木目で囲まれた手鏡。

アッコちゃんの持ってるきらびやかでおしゃれ感なコンパクトと違う!でんっでん違う!

「これと違う!ばあちゃん!」

するとばあちゃんは少しも戸惑うことなく、
私を抱き寄せ、私の単細胞脳内に魔法を掛けた。

「これはアッコちゃんが要らんって言うた方の鏡や。
 ほんまはこの鏡の方が魔法入ってるのがアッコちゃん知らんのや。

 それをばあちゃんは魔法使いのお友達からもらったんやけどな・・・
 さつきが要らんのやったらお友達に返すな。」

返してなるものかっ!アッコちゃんに二つも渡してなるものかっ!

単細胞脳内はいとも簡単に祖母の魔法に掛かってしまい、
その手鏡を引ったくって両手でぎゅ~~。

「その前に汗疹(あせも)の薬おでこに塗ろうな。」

今はおでこに汗疹出てる子供居ないね。笑


塗ったらそこが見事に白くなってしまう汗疹の薬をおでこに塗られ、
魔法のコンパクトをとうとう手にした小猿は心臓が口から出そうになる興奮マックス。

いざ変身する場所を探すことに。
あ、あのカーテンの後ろなら誰にも見られまい。

窓際のカーテンに体を巻き付け、そっと呟く。
「テクマクマヤコンテクマクマヤコン、大人にな~れ~。」

そう、私は大人になりたかったのです。
大人になったら全ての願いが叶うと信じていました。

しかし・・・、何も変化無し。おかしい!もっかいだ!

「テクマクマヤコン・・・。」

そっか!私には分からないけれど、
他の人には変身して大人になっている私が観えるんだ!

都合よく脳内変換、さっさとカーテンから登場。

目の前にばあちゃんが洗濯物を畳んでいる。別に変わった反応無し。
思い切って大人言葉で声を掛ける。

「こんにちはざぁます。」

なぜか当時は、お上品な大人の女の人は、
みんな言葉の最後にざぁますを使うと思っていました。
そんな大人に会ったことないのに。


するとばあちゃん、にっこり笑って、
「こんにちはざぁます。」

お~~~~っ!!!大人に変身してる~~~~!
ばあちゃんも気付いてないから、ざぁますって!

もうバレてはいけない!
しなしなと歩いてばあちゃんの横を通り抜ける。

「わたくし帰るざぁます。」
「気を付けて帰ってくださいざぁます。」


ばあちゃん、ほんとは私なんだよ!うっしっし~!

笑いを堪えてしなしなと玄関まで行き、
大人だからばあちゃんの草履を履くざぁます。
(ばあちゃんの足は水虫飼ってるざぁます。)

そんなことお構いなしに祖母の草履を履き、
外へ飛び出す。コケる。起き上がりこぶし。

歩きにくいから努力しなくてもしなしな歩き出来る。
もう私は大人なんだ!ちゃんとざぁます言えないと。


しばらくしなしな歩きしてたら、前からクソガキ2が現れる。
(祖母は近所の悪さする男の子をクソガキ1、クソガキ2、
 と番号で呼んでいた。)

どきどきしながらクソガキ2に近付いていくと・・・。

「あ~~っ!クソさつき~!勝負だ!」そう叫んで構えやがる。

彼らは自分たちをクソガキと呼ぶ祖母に復讐するために、
祖母が溺愛する私のことをクソさつきと呼んでは、
いつも構えて戦いを挑んできた。

いかん!うっかりして武器(ほうきとかハエ叩きとか)を
持たずに出てしまった!

こうなったら出たとこ勝負だ!負けたらばあちゃんが後で張っ倒してくれる!
私もすかさず構える。そしてふと気付く。

・・・・・・・・・・、私は大人になってたんだ。
足元の水虫住んでるかもしれない大きな草履を見て我に返る。

「大人はクソガキとけんかしないざぁます。」

しなしな歩きで2の横を通り過ぎると、
「逃げんのかクソさつき~!」
私すかさず「大人ざぁます!」

振り返って叫ぶと、2はあほなポーズ取ったりしてけし掛ける。

「あほあほ~!はなくそうんこの小猿~!」

何なんでしょうね、当時の男の子って、
はなくそとかうんことかって言葉が好きね。

でも私の闘志に火を付けたのはそんな言葉ではなく、
小猿・・・って言葉にピクッ。

私を小猿って呼んでもいいのは、
近所の大好きなおっちゃんおばちゃんと、
大好きな大好きなばあちゃんだけっ!

今、想い出しましたよ。
闘志に火が付くあの瞬間の感覚。

みぞおちあたりがぎゅっと絞られるような、
そのぎゅっとした感覚がハートに伝わって、
広がり全身が熱くなりぶぁ~っと噴射する。


小猿の闘志ハートから噴射5秒前。

はい、誰も止められない状態。笑



気が付くと小猿は水虫草履を両手に持ち、
2に向かって、一歩一歩と近付いて行くのでした。


クソガキ2、クソさつき別名小猿との対決いざ!

長くなりそうなので、明日に続きますよ。



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Last updated  2016.08.15 15:18:51
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