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| ツール・ド・フランス2016
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シミー現象とは?
二輪車である速度に達するとステアリングが激しく共振動するようになるのをシミー現象と呼ばれています。 私も良く知りませんでした。 このシミー現象を先日の朝練の時に経験したのです。 まず私のホイールは古いスピナジーのディープリムカーボンホイールです。いまだにガタも振れもなくこの数年はこのホイールで走っています。 ディープリムは総じて風による影響が大きく、例えば大きな橋をわたる場合などは、強風により自転車がふらつき危うく車道のセンターへ大きく膨らんでしまうことがあったりします。だから、風の強い日などはできる限り注意して走るようにはしていたのですが。 先日も寒波が来ていて朝からとても風の強い日でした。 すでに登りもこなし最後伊丹へ抜ける長尾山トンネルの入り口へ向かう325号線の下りで発生しました。 確かにきっかけは風だったと思います。 その下りは直線基調でかなりのスピードが出る場所でもあります。 快調に下っていると横風を感じたのか少し不安になりました。 少しブレーキをかけたような記憶があります。 そのとたんブレが始まったのです。最初は小刻みなブレなのでブレーキをかけてスピードをセーブしようと思ったのですが、ブレが止まらず逆に激しくなってゆきました。 そのブレは左右に30cmほどの激しいブレとなって自分では制御不能となっていました。一瞬これは駄目かもしれないと思ったほどです。左に側溝があるのでそちらにはこけたくないと思いつつ、なにかフォークが折れたとか、のっぴきならない事態が起こってしまったのかなどと頭の中はいろいろなことを考えていました。 初心者の方なら諦めていたかもしれませんね。 ここは踏ん張らなければと思いつつスピードが減速できない状態にあったのでこのままではどこかに激突してしまうと思いました。幸いまだ進行先は道が開けていたので、諦めの気持ちで しばらく進むと手の感覚が戻り手に力が入るようになりました。 グッと力を込めてブレーキレバーを握り締めると少し減速感があり、しめたっ!と思いました。 やっとのことで停止することができ安堵の思いでいっぱいでした。 なんの不具合も見当たらず、再走行することができました。初めての経験だったので、何が原因なのかは直ぐには分からなかったのですが、インターネットで調べているうちにシミー現象という言葉を見つけたのです。 このシミー現象はオートバイにある現象みたいですが、ホイールバランスの狂いとかがきっかけで起こる現象みたいです。 今回のブレは明らかに風が原因となっていたと見られますが、ディープリムの場合は同じような状況にならないとも限らないので注意が必要です。 今年の締めくくりとして大怪我。なんてことにならなかったことを神様に感謝します。 年末には広島までの350kmが控えています。気持ちと体調をリセットして臨みたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.27 11:23:19
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