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2016.04.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
シーズン初めは、久々に乗るロードバイクに少し驚きを感じながら走り始めることが多い時期でもあります。

その驚きとは「やっぱ、ロードは軽いな~~っ。」とか「やっぱ、はえ~~っ。」とかといった具合です。少しふらつき感もあったりして、慣れるまでしばらくかかるものの、30分ほども乗っていれば元の感覚に戻ってきます。

しかし、この時こそがバイクチェックや自分自身の身体チェックする最も重要な時間帯であると言えそうです。

実は身体、バイク共に一番素直な(ニュートラルな)状態にあるからです。素直な気持ちで乗ることで、初めて不具合や違和感に気がつくということもあるのです。

シーズン半ばでは、どうしても身体が走ることに馴染んでしまっていて、感覚が麻痺してしまっていることが多くなります。何か違うのだけれど、なかなかその違い(違和感)に気がつかないということがしばしあります。

このシーズン初めの、身体が自転車に慣れて行く過程において、ハンドル位置であるとか、サドルの傾きであるとか、シューズの状態であるとかをチェックする必要があるでしょう。


その中で、ここではシューズについて思いついたことを書き留めたいと思います。

MTBとロードバイクではペダルの種類が違います。シマノで言うSPDとSPD-SLです。SPDはMTB用として開発されて、今ではサイクリングでも多様されています。クリートがシューズの下に凸っぱらないので、歩きやすくできています。それに対し、SPD-SLはロード用として開発されてペダルと足の設置面積が大きく取られています。パワーを無駄なく伝達するための工夫です。

SPD-SLの方が設置面積が大きいためにがっちり感は半端無いものになっています。ただ、そのがっちり感は時として個人差があるみたいです。もっとフィット感を高めたのならばパフォーマンスが格段と上がるのにと、思ってしまうライダーも中にいたりするのですが、足の感覚は鈍感なので、そこまで気が回らないというのが現状でしょうか?

理論的にはペダルと足は一体となるほどに効率は高まります。一般的にはビンディングが注目されがちですが、いくらペダルとシューズがしっかりと固定されていたとしても、シューズと足が固定されていなければ意味がありません。

ペダルとシューズ、さらにシューズと足の一体感です。この両方が満たされていなければ一体感は満たされないでしょう。

そのためには、足にフィットしたシューズが必要になることは、最低限の条件ということができます。フィットするシューズがあって始めて足の固定が可能になります。フィットしていないシューズなら必ず足の痛みが生じてくるでしょう。その場合には、最悪、シューズを変える必要がでてくる場合もあります。

それとシューズに求められる要件としては、ソール(靴底)が変形しないことです。ソールは樹脂であったりカーボン製のものもあります。ソールに関してはグレードの高いものの方が、またレーシング志向が強く、硬くしっかりと(ソール剛性が高く)作られています。

私はどちらかというと安物のシューズで、比較的使えそうなもの(エントリ-レベルのもの)でもを使い回して履いていますが、その理由としては、どうしても使いこなすとソールのよれが出てきてしまうからです。

同じように消耗品であれば、高いグレードのものを2年使用するよりも、低グレードのものを1年づつ使ってしまうことの方が気持ち良く走れる場合があるということです。このような考え方は、他のパーツに於いても当てはまる考え方と思っています。

どんな高価なシューズでも過酷な使用には多少よれがでてしまい次第にレスポンスが落ちてしまうということがあります。それよりは、安めのシューズで我慢して?(自分のレベルに適した)新品を使いまわす方が自分のレスポンスをしっかりと維持することに繋がります。もちろん、上級のシューズを使いまわせることができるのであればそれに越したことはないのですが。

ただ、アマチュアライダーにとっては、パーツを新品に換えたことで起きる感動も大切な要素であると考えます。ちなみにプロでは常に新品なのでその感動はありません。

「お~~~っ。やっぱり新品は違うな~~。」とか同じグレードのパーツでもシマノのモデルチェンジしたパーツに於いては少しでも使用感が変わるので、感動はひとしおであるとも言えます。

万が一、パーツを入れ替えたのにも関わらず、なにも感動がなかったとしたら、それはあなたがまだ走り足りていないという証拠でもあります。

どんなシューズであれ、バックルやストラップをしっかりと締めて足を固定することが、気持ち良くパワーを自転車に伝えることができるということです。もしも踏み込んだときによれが生じたり、引き足の時に足底がソールから離れてしまう感覚に気づいたらシューズの換え時なのかも知れません。

トレーニングを積むことよりも、パーツを換えてモチベーションを上げることのほうが効果的になってきている、今日この頃の店長でした。





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Last updated  2016.04.25 11:49:09
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