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2016.05.20
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先日の大台ケ原ヒルクライムで、またひとつの「気づき」がありました。クリートのフィッティングについてです。

スポーツバイクの場合、ビンディングにすることでペダリング時のパワー伝達効率を上げることができます。多くのライダーの方、特にレースやサイクリングに特化して楽しまれている方にとっては、ビンディングは必需品となっているはずです。言うまでもなく、その効果は絶大なものがあります。

ビンディングには、大きく2種類のタイプがあります。MTB用のSPDとロード用のSPD-SLです。MTBはクリートが小さくトレイル走行中に担ぎとか引きが入ったときに、歩き易くなっているのが特徴です。それに対し、ロード用のビンディングは、ペダリング効率が最優先され、歩くことは無視され走ることだけを考えられています。

サイクリングでSPDにするか、SPD-SLにするかはそのサイクリングの性格での判断となります。

たとえば、観光でお寺とか史跡を巡るような場合には、迷わずSPDとなるだろうし、ヒルクライムのタイムを計測するようであれば、SPD-SLとなります。

今回の大台ケ原ヒルクライムでは、レース要素はまったくなく(笑)むしろ観光要素が大きかったので、新調したSPD用のシューズで参加しました。

新調したシューズの場合、クリートの位置の調整は自分の足との相談となるので、実際に走りこんでみないと何とも言えない部分があります。大方始めの位置決めは暫定的なものであって、走り終えた後もしくは走っている途中でも、確実に調整が必要になってくると考えた方が良さそうです。

初心者の方で、クリートの調整不足で足に違和感があったとしても、それがクリートが原因なのかどうかは分からないかも知れません。

ビンディングでは足の位置が規制されてしまうので、間違った位置で規制されてしまうと、身体のいろいろな部分に不具合が生じてしまいます。

今回の例で示すと、右足の股関節の辺りに違和感が生じました。その時点で、クリートの位置が良くないことは分かっていたのですが、実験としてそのまましばらく走ることにしました。

いつもなら、もっとつま先が内側に向かわなければいけないのですが、外側を向いていてペダルをストレスなく踏み込むことができないのです。

大台ケ原のヒルクライムではレースでは無いにもかかわらず、かなり限界で踏み込んでいたために、その症状は悪化して、右足全体にシビレがでてきてしまいました。麻痺したような感覚になり、なかなか力が入りません。そうなると、ペースは落ちて痛みは苦痛以外のなにものでも無くなるのです。

そのような状態でペダリングを続けると股関節に相当のダメージを負わす結果となり、サイクリング自体にも影響してきます。

早急にクリートの調整の必要があります。

まとめると、ペダリング時に足に違和感があるようであれば、それはクリートの位置を疑ってみる必要がありそうです。違和感が解消されれば一気にモチベーションは上がるでしょう。

足の形は人それぞれで個性があります。ですから、人それぞれの調整方法があると思われます。ですから、まず行わなければいけないことは、自分の足の状態に意識を集中することに尽きるのです。

そして、その症状を正確に捉えることができるほどに、症状の改善に貢献できるのです。人に解決方法を聞くことよりも、まずは自分を知ることです。自分の身体に意識を集中して自分の身体が今どのような状態になっているかをイメージしてください。

身体の中に無数にある筋肉や骨格がイメージできるようになれば、フィッティングはより効果的に行われることでしょう。

あなたは今、不具合を感じていませんか?

どうも長距離を走ると、身体中が痛み出して苦痛となってしまうという症状が出るのであれば、それはフィッティングができていない証拠でもあります。

完璧なフィッティングができていれば、淡路島3周(450km)も可能となるはずです(笑)逆にフィッティングができていなければ完走はできません。

今年10月の「淡路島3周」に向けて、完璧なフィッティングを心がける店長でした。





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Last updated  2016.05.20 10:50:08
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