九州出身者がつくる九州情報館。

今日から2日間、プロ野球セ･パ両リーグの人気選手達が集って戦う
マツダオールスターゲーム2008が行われます。
第1戦の今日は大阪の京セラドームで行われました。

初回は両チームとも無得点に終わりましたが、
2回表、全セは全パ先発のダルビッシュ（日本ハム）から
金本（阪神）のソロで先制しました！
しかし全パはその裏、先頭のローズ（オリックス）がヒットで出塁すると
続くG.G.佐藤（西武）が2塁打を放ち、無死2･3塁のチャンスを作りました。
そして次の小久保（ソフトバンク）が犠牲フライを放ち、
すかさず同点としました！

5回裏、全パは森本（日本ハム）の併殺崩れの間に1点、
大松（ロッテ）のセカンドゴロを東出（広島）が弾いてしまいもう1点を追加し、
全セを引き離しにかかりました。

ところが全セは7回表、ウッズ（中日）・ラミレス（巨人）と連打を放つと、
金本が今度はタイムリーを放って1点を返すと、
内川（横浜）、和田（中日）が代打連続タイムリーを放ち、
一気に逆転してしまいました。

8回には藤川（阪神）がリリーフとして登板し、
ストレートのみ12球で三者凡退という見事なピッチングを見せ、
このまま行けば全セが勝ち、金本がMVPとなるところでした・・・が、
ドラマは9回裏に待っていました。

もう後が無いこの回、全パはすべて代打が出されました。
まず先頭のリック（楽天）が2塁打を放って同点のチャンスを作ります。
1アウトとなった後、西岡（ロッテ）がヒットを放ちサヨナラのランナーまで出ました。
すると次の松中（ソフトバンク）に同点タイムリーが飛び出し、
試合は土壇場で振り出しに戻りました。
そして・・・続く山崎（楽天）がサヨナラヒットを放ち、
5x-4で全パが初戦を制しました！
なお、当然ながらサヨナラ打を放った山崎がMVPに輝きました！

ちなみにMVPを逃した金本はベストバッター賞を獲得し、
同点打を放った松中はベストプレー賞を獲得、
そしてベストピッチャー賞には2回を無安打無失点に抑えた3番手の
山本（オリックス）が選ばれました。

両チームとも見どころが多く、最後まで目が離せない試合展開で、
まさに球宴にふさわしい見ごたえ抜群なゲームだったと
私は思いました。

明日は舞台を横浜スタジアムに移して第2戦が行われます。
全パが連勝するのか、全セが星を五分に戻すのか楽しみですね。

それでは、今日はここまで。