九州出身者がつくる九州情報館。

約1カ月にわたって開催された2010FIFAワールドカップ?南アフリカ大会は
日本時間の今日行われた決勝戦でついに幕を閉じることになります。
黄金のトロフィーをかけて戦うのはオランダとスペインです。

試合は両国相譲らぬまま前後半の90分を終え、延長戦に入りました。
延長前半の15分も0-0のままでしたが、延長後半の11分に、
スペインのイニエスタが均衡を破るゴールを決めました！
そして残りの数分を守りきり、スペインが初優勝しました！

なおグループリーグの最初の試合で負けた国が優勝するのはスペインが初めてであり、
欧州以外の地域で欧州の国が優勝するのもスペインが初めてとなりました。

それにしても最後の試合だからとは言え、イエローカードが14枚、
レッドカードが1枚と警告がやたらと多い試合となりました。
そこまでしないと世界一は掴めないということなのでしょうか？

またこの試合は日本の西村雄一国際主審、相楽亨国際副審が
それぞれ第4、第5の審判に選ばれました。
W杯決勝の審判団に日本人が選ばれるのはこれが初めてとなります。
試合後にはイギリス人の主審・副審らと共にメダルを首にかけられました。
西村主審と相良副審の2人にはぜひともこのW杯決勝の雰囲気を
日本のみなさんに伝えてもらいたいと思います。
そしていつかは選手達がW杯の決勝のピッチに立てるようになればいいなと思います。

そして、決勝と3位決定戦の予想をしたドイツ・オーバーハウゼン水族館の
『予想ダコ』パウル君は、ドイツの3位とスペインの優勝の
両方を見事的中させました！
しかしながらパウル君は人間でいえば100歳くらいの高齢だそうで、
次回のW杯の予想は不可能であるのは少し残念な気がします。
だからこそパウル君には今大会のMVPをあげてもいいくらいだと思います。

4年後のW杯はブラジルで開催の予定です。
日本代表には今大会（ベスト16）以上の結果を残せるように頑張ってもらいたいですね。
それでは、これにて失礼。