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[全375件]
もう5月も後半戦。。。 相変わらず今更感満載ですが、4月に観た中でお気に入りの2作品を、サラっと紹介。 【ノー・カントリー】 2007年・米 ![]() ■原題 No Country for Old Men ■監督・脚本 ジョエル&イーサン・コーエン ■出演 トミー・リー・ジョーンズ/ハビエル・バルデム /ジョシュ・ブローリン ■ストーリー 1980年代のテキサス。狩りをしていたルウェリン・モスは、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。危険なものと思いつつも金を持ち去ったモスは、謎の殺し屋シュガーに追われることになる。事態を察知した保安官ベルは、2人の行方を追い始めるが…。 アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の4部門を受賞。 賞なんて関係なく、コーエン兄弟が生み出す世界観が私は好きで、観るのが楽しみでした。 で、どうだったかと言えば、うん、やはり良かった。 理不尽に殺人が行なわれていくし、安らかな気分には程遠い作品だけど。。。 音楽が殆ど使われず、少ないセリフと、雑踏の音とが、耳にザラザラと入り込む。 それが、熱い国が背景なのに、寒々とした感じを受けて、ゾクリ。 どんな状況でも、自分のもつルールを崩さない、殺し屋のシュガーにハビエル・バルデム。 おかっぱ頭に大きな口、無表情の中に時折見せる微笑みは、余計に恐怖をさそう。 これから殺すであろう相手の目を、しっかり見据えて話す姿は、ブレがなく 酸素ボンベ片手に、靴下姿で歩く様は、滑稽ですらあるも、不気味だ。 素顔のハビエルは、とても温かな笑顔を向ける、ステキな方なのに。 そのギャップが、また凄いのか。( ̄◇ ̄;) ハビエルに食われたような感があるけど、保安官役のトミーの、枯れた感じがとても良い。 しみじみと「オレはもう老人だ」な姿が、ちょいと切なくて、いいのよ。 いかにもコーエン的なラストシーン、あぁそうね、と妙に納得してしまった。 好みの分かれる作品ですが、ぞわりとした感覚を、是非味わってみて下さい。 【フィクサー】 2007年・米/英 ![]() ■原題 Michael Clayton ■監督・脚本 トニー・ギルロイ ■音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード ■出演 ジョージ・クルーニー/ティルダ・スウィントン /トム・ウィルキンソン ■ストーリー 大手法律事務所のフィクサー“もみけし屋”として活躍するマイケル。在職15年にして共同経営者への昇進もない彼が焦りと不安を感じる中、大企業の集団訴訟にかかわっていた同僚の弁護士アーサーが、精神に異常をきたす事態が発生。マイケルはその後始末をするため、アーサーの下へ向かう。 大好きなティルダ・スウィントンが、今作のカレン役で助演女優賞を受賞♪ 堕天使やら、魔女やら、時空を超えちゃうやら、ファンタジックなイメージが 私の中では強かったのだけど、このカレンは、とても人間的。 己の仕事に忠実になるあまり、常軌を逸脱する行動が切ない。 冒頭、鏡の前で何度もスピーチの練習をするシーンが、とても印象的。 クールな表情の下は、汗だくでドヒャ~って感じ、なんか可愛いとさえ思える。 クレイトン役のジョージ・クルーニーは、実はあまり好きな俳優ではないのだけど 全然ヒーローじゃなく、仕事以外にも、息子の親権やら、共同経営のバーの不振やら プライベートの悩みが満載で、どうしよう~って頭抱えてる感じが、いい。(笑) クレイトンが丘の上の馬を見つけ、ほぉーっと見つめるシーンが好き。 一瞬の静寂、彼の心の中の渦巻きが、リセットされたような感覚がじわーっと。 アーサー役のトム・ウィルキンソンも、焦点の合っていない視線が、危うすぎていい。 ギリギリのトコから、ちょっと外れてしまった狂気が、うわっって感じですわ。 終始、集中しすぎて眉間にシワが寄るのを感じつつ、ラストまで引き込まれまくり。 題材は小難しい感じですが、人間ドラマとして興味深い作品。 心地よい疲労感を味わえて、お気に入りです。(笑)
我が家のハンバーガー小僧ことpalogちゃんが、先月にとある雑誌の企画に参加。 その名も ≪ハンバーガー 激うまグルメ対決!!≫ まんま、全国8大チェーンのハンバーガーの食べ比べ。 チェーン店、それぞれに味があって、結構楽しい企画だったそうです。 確かに、一度にあれだけのハンバーガー、なかなか食べられませんですわ。(笑) ![]() 相方の紹介欄、「ハンバーガー界の貴公子」に注目!!(* ̄m ̄*) ![]() 男子向けの雑誌ですので、女子的にはちょっと。。。(笑) なので書店でお見かけの際は、コソコソとご覧になってみてくださいませ☆
最近のお気に入りの作家さん、守り人シリーズでお馴染みの上橋菜穂子さんが 『流れ行く者』の出版を記念して、池袋と千葉でサイン会を開催するという情報をゲット。 都内なら、ちょっと躊躇してしまったかもだけど、せっかく千葉に しかもそごうにいらっしゃるとのことで、これは行かねば!! さっそく、私に上橋先生の本を紹介してくれた、文学乙女のpuku嬢を誘い 事前に購入しておいた新刊を手に、いざ、サイン会場へ。 ![]() 14時、時間通りに小柄で優しげな上橋先生が現れ、トーク開始。 先生のお顔を、ブログ等に載せるのは控えてくださいとのことでしたので ちょっと遠目から、こんな感じに。 ![]() 会場となった場所は、千葉そごうの9階で、11階までの吹き抜けとなっている 明るく開放的な空間に、80席ほど椅子を並べた、特設会場。 池袋の会場では椅子もなく、お客さんは立ち見だったそうです。( ̄◇ ̄;) 質問タイムも設けて下さり、トークと合わせて2~30分ぐらい。 どうして主人公の武器を、短槍にしたのかなど、色んな質問にテキパキと答えてらして ご自分のことを「上橋」と呼んでいらしたのには、親近感。(笑) 普段は大学の講師もされている方だけあって、お話が上手く、語り口がソフトで素敵でした。 ただ、ちょっとマイクの音量が小さく、聞き取りづらいことがあったのが残念。 その後、順番に一人ずつ、丁寧にサインをしてくださいました。 実は、誰かにサインを書いてもらうのは、人生初。とてもいい記念になりましたわ。 また何か機会があったら、是非行きましょうね、pukuちゃま☆ そして、わざわざ付き合ってくれた、相方にも、感謝。m(_"_)m ![]()
お久しぶりです。気がつけば、もう4月も後半。。。 映画は週1で観てるんですが、ブログを更新しようとする意思が どうにも働かず、すっかり放置状態に( ̄◇ ̄;)ゞ 今さらですが3月に観た4作品を、覚書き程度にサラっと紹介を。。。 【ダージリン急行】 2007年・米 ![]() ■監督 ウェス・アンダーソン ■脚本 ウェス・アンダーソン/ロマン・コッポラ /ジェイソン・シュワルツマン ■音楽 アンドリュー・ウェイスブラム ■出演 オーウェン・ウィルソン/エイドリアン・ブロディ /ジェイソン・シュワルツマン ■ストーリー 父の死以来、絶縁状態だったホイットマン家の長男フランシス、次男ピーター、三男ジャックの3兄弟が、フランシスの呼びかけで集結。彼らはインドを横断するダージリン急行の旅で絆を取り戻そうとするが。。。 オープニングのショートフィルム、『ホテル・シュヴァリエ』で ショートカットの大胆なナタリー・ポートマンに、ドキドキ。 間に合わなかったビル・マーレイ、衝(笑)撃の役柄に、ニヤニヤ。 あのスピードで運転して、ぶつかりそうでぶつからない!?にハラハラ。 主役の3兄弟も、それぞれに強烈な個性キャラ炸裂。 長男オーウェン、あの顔キズで、最初は彼だと気がつかなかった。。。 次男エイドリアン、苦手だったけど、この作品での飄々とした笑いは、○。 三男ジェイソン、濃ゆいお顔が愛嬌たっぷりで、手の早さは兄弟一!(笑) ロードムービーって、作り手によっては、ダラダラとつまらないものになってしまいがち。 でも、ウェス監督でのインド旅、ハラハラして、可笑しくって、ウルル~ときて。 3兄妹の、まさに珍道中。高級そうな旅行カバン一式の運命はいかに。(笑) うん、満喫満足でございましたわ♪ 【マイ・ブルーベリー・ナイツ】 2007年・中/仏 ![]() ■監督 ウォン・カーウァイ ■脚本 ウォン・カーウァイ/ローレンス・ブロック ■音楽 ライ・クーダー ■出演 ノラ・ジョーンズ/ジュード・ロウ/レイチェル・ワイズ ■ストーリー ニューヨークのとあるカフェ。失恋したエリザベスは、この店のオーナー、ジェレミーが焼くブルーベリー・パイを食べ少しだけ心癒やされる。それでも、なかなか別れた恋人のことが忘れられない彼女は、ついに宛のない旅に出るのだが。。。 ちょっと目線の違った、これもロードムービーよね? それにしてもNYのダイナーのマスターが、ジュード・ロウだなんて、ステキすぎ。 彼が自分のために、特等席を用意してくれてるなら、毎晩でも通うわよ。 でも、エリザベスはすぐに飛びつかず、メンフィス、ラスベガスへと旅立つのよね。 旅の途中、出会った気骨ある女性たち、レイチェル・ワイズとナタリー・ポートマン。 強気なんだけど、どこかホロっと崩れてしまいそうで、、、美しい。 彼女らによって、主役のノラの素朴な雰囲気が、良い感じに映し出されて、○。 ノラの歌声と、ライ・クーダーの音楽が心地よく、甘酸っぱい思いに浸っちゃおう♪ 【バンテージ・ポイント】 2008年・米 ![]() ■監督 ピート・トラヴィス ■脚本 バリー・レヴィ ■音楽 アトリ・オーヴァーソン ■出演 デニス・クエイド/フォレスト・ウィテカー /ウィリアム・ハート ■ストーリー テロ撲滅の国際サミットが開催されるスペインのサラマンカ。大観衆を集めた広場では、アシュトン米大統領によるスピーチが行なわれようとしていた。だが、演説が始まろうとした矢先、一発の銃声が轟き、大統領が狙撃されてしまう。続いて爆発も発生し、一瞬にして広場が混乱状態に陥る中、シークレット・サービスのバーンズは狙撃犯の捜索に奔走する。 90分という短めの作品ながら、内容はなかなか濃く。。。 狙撃され、爆破が起こる場面を、8人の違う視点から、繰り返えされる映像。 もうないだろう、と思った瞬間、またもやリプレイが始まる。 最初の頃は、またかよ!って飽き気味になりつつも、視点が違ってるだけに 次はどうなる?と、いつの間にかのめり込み、作り手の意図にはまっていくのでした。(笑) 主役のデニス・クエイド、ジョン・マクレーン並に不死身。 ウィリアム・ハートやら、シガニー・ウィーバーやら、フォレスト・ウィテカーやら それぞれに主役となりうる芸達者な面々が、贅沢に配置され、満腹です。(笑) もっと絡んでくるのかと待ち構えていたら、意外にすかされて、いい意味で裏切られる。 ラストはちょっと単純ですが、スピード感ある展開は、なかなか面白うございましたわ。 【ライラの冒険 黄金の羅針盤】 2007年・米 ![]() ■監督・脚本 クリス・ワイツ ■音楽 アレクサンドル・デプラ ■出演 ダコタ・ブルー・リチャーズ/ニコール・キッドマン /ダニエル・クレイグ ■声の出演 イアン・マッケラン/フレディ・ハイモア /キャシー・ベイツ ■ストーリー 誰もが“ダイモン”と呼ばれる自分の守護精霊と話ができる、とあるパラレルワールド。孤児で、英国の学生寮に住む12歳の少女ライラは、真実を指すという羅針盤を手に、ダイモンとともに自分の運命を変える旅に出る。 原作読まずに鑑賞。ストーリー展開が速く、内容は分かりやすかったんだけど なんとなく、作り(画)がイマイチな気がしてしまって、のめりこめず。 気球に乗っての浮遊感とか、羅針盤が教えてくれる真実とか。 白熊にいたっては、つい最近観た『アース』の印象が強くあって、ちょっと。。。 ファンタジー好きとしては、もっとワクワクしてもいいのだけど 3部作の第1部とは言え、続きが見たい!と切望する要素が少なかったな~。 私の母親は、だいぶお気に召したようなのですが。 うむ、キャスティングには、とても魅力を感じたのにな。
今日は久々に、フレンチ料理教室で作ったものをご紹介。 私、ブイヤベースと聞くと、濃厚な魚出汁のスープに どっさりと魚介類が、同じお皿に盛り込まれてるものしか、知りませんでした。( ̄∇ ̄*)ゞ もちろん、それもブイヤベースなのですが、今日習ったものは 本場マルセイユ風の、うまうまなブイヤベースでございました☆ 何が違うのかって、見たまんま、魚介類とスープが別々に盛られているということ! ![]() そしてスープには、バケットを浮かべ、そこにニンニク・卵黄・オリーブオイルを混ぜた ルイユソースをかけていただくというもの。 ![]() いや~、とにかく美味しかったんですよ、これがまた!! 材料さえ揃えば、意外と簡単♪ ラビオリよりも、先に試食していただくかもしれませんわ、女子組の皆様♪(v^-^v)♪
![]() ■原題 Le scaphandre et le papillon ■監督 ジュリアン・シュナーベル ■脚本 ロナルド・ハーウッド ■音楽 ポール・カンテロン ■出演 マチュー・アマルリック/マリ=ジョゼ・クローズ /アンヌ・コンシニ ■ストーリー ファッション誌「ELLE」の編集者のジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)は脳梗塞に倒れ、全身が麻痺して動かなくなるという、ロックト・インシンドローム《閉じ込め症候群》に陥ってしまう。意識ははっきりしているにもかかわらず言葉を発することができない彼に、言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)はまばたきでコミュニケーションを取る方法を教える。絶望状態の中でも、周りの人々に支えられた彼は、唯一動く左目を使って、自分の半生をつづり始めていく。 42歳で脳梗塞に倒れ、20万回もの左目のまばたきだけで綴った男の、自伝小説の映画化。 冒頭から、ジョン=ドーの目線からなる映像と音に、ちょいと船酔い気分。 でも、そのカメラワークだからこそ、いつの間にか彼に同化し 時に怒り、時に笑い、時に嘆くジャン=ドーの繊細な心情が 真っ直ぐに伝えられてきて、心にシンと入ってくるの。 左目の瞬きだけが、彼の唯一の伝達手段だなんて。 そんなもどかしくて悲惨な状況なのに、悲嘆にくれることなく 持ち前のユーモアと、機知に富んだ想像力で、イキイキと輝いてるの。 チクチクと、無造作に縫いあげられていく右目まぶたに、イテテ。 美人の療法士たちを前に、手を出せなくて、チクショー。 せっかく見ていたサッカー中継のTVを、勝手に消されてしまっって、ガッカリ。 電話を取り付けに来た人の、療法士に言ったジョークに、ニヤリ。 何も出来ず、赤ちゃんのように体を洗われる自分に、憤りを感じつつも そんな自分を見つめる視線は、ふんわりと優しく、こちらもウフフとなってしまう。 「E,S,A,R・・・」と繰り返すアルファベットも、詩的な響きが耳に心地よく ジャン=ドーの視界に入り、彼の意思を読もうとする人々の、真剣な眼差しが胸を打つ。 もし自分が、同じ境遇となってしまったら、彼のように生きるのは難しいな。 でも、もし家族がなってしまったら、彼らのように献身的になれるといいな。 ジャン=ドー役のマチュー・アマルリック、私にとって「はじめまして」の人。 だけどすっかり、彼のチャーミングさに心奪われてしまいました。(笑) 次回の007シリーズで、悪役で出演されるとのこと。楽しみ♪ 最初は主演に、ジョニー・ディップが決まっていたらしいのですが 彼のスケジュールが合わず、フランス人のマチューに変更されたそう。 ジョニデはとても好きだけど、この役はマチューでしか有り得ない気がする。 それにジョニデが主演となると、言語も英語ということよね? やはりこの作品の言語は、フランス語であるからこそ素敵なのだと思うのですわ。 タイトルの通り、水中の潜水服を着たように、自由の利かない身体でも 心は、これまでの記憶と想像力で、蝶のように羽を広げ、自由に世界を飛びまわる。 決して押しつけがましくなく、どこぞのお涙頂戴モノでもない、珠玉のフランス映画。 映像と声と音と、ジャン=ドーが見つめた世界を、ご堪能くださいませ。 酔いどれのトム・ウェイツも、聴かせてくれますわぁ~。オススメ!! 『潜水服は蝶の夢を見る』公式HP |一覧| |
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