もりっぺ★のほほ～ん　　　

■監督　カリン・クサマ
■音楽　グレーム・レヴェル
■出演　シャーリーズ・セロン／マートン・ソーカス
■ストーリー
2011年に謎のウィルスが発生。人類は絶滅の危機に陥り、98％が死滅。ワクチンでなんとか生きながらえた人類は、開発者トレバーの一族によって成り立つ政府の下、生活してきた。2415年、君主トレバー8世（マートン・ソーカス）への暗殺指令が下る。圧政を憎む反政府組織“モニカン”が暗殺者として選んだのは美しき女革命戦士イーオン（シャーリーズ・セロン）。要塞に乗り込んだ彼女は、ついにトレバーに銃を突きつけるが…


　『アニマトリックス』のピーター・チャン監督原作の、ＭＴＶ短編アニメを
　『ガールファイト』のカリン・クサマ監督が実写映画化。

　ストーリーは割と単純で、もうちょっと政治的背景に肉付けが欲しかったかも。
　それでもコンセプトは面白く、93分と短い中で、うまくまとまってると思いますわ。

　ただ、この作品の見所は、やはりシャーリーズ・セロンの美しさでしょう♪
　彼女の猫のようなしなやかな動きに、しばしうっとり(〃∇〃)
　アンジェリーナ・ジョリーのような肉迫ではなく、気品のあるシャープなセクシーさ。
　エロくなりがちな衣装も、彼女が着るとスッキリとしていて、清々しい。

　原作にくらべ、女性の可愛らしい感情もあって、ちょっと親近感。
　それに、予告でも見られるように、体がメチャクチャ柔らかいのよ。
　あの『モンスター』と同一人物かと思うと…、女優って凄いわぁ。

　そうそう、『ホテル・ルワンダ』でドン・チードルの妻役だった
　ソフィー・オコネドーが、モニカンの戦士役で、堂々とアクションを披露。
　最初、見たことあるな～程度で、終盤でようやく気がついたの。
　ルワンダとは全く違う、戦士としての強さと優しさ、やっぱり女優って凄いのよ。

　ＳＦアクションという位置づけには、ちょっと物足りない気のする作品ですが
　セロンちゃんの美しさを、スクリーンでじっくり堪能しちゃいましょう♪


　ところで開始直後、私生活での恋人、スチュアート・タウンゼントの姿が。
　エンドロールで名前を確認できなかったけど、多分、彼だと思うの。
　愛しのセロンの為のチョイ役出演だから、クレジットなしなのかしら？
　それとも別人？？

　どなたか、ご存知ありませんか？