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基本的に筋肉は、縮む事しかできません。自分の力で伸びることは出来ないのです。ですから、縮んだ筋肉を伸ばすためには、今度は、反対側の別の筋肉が縮んでその筋肉を引っ張る必要があります。私たちはそのようにしてからだを動かしています。
その時、伸びる方の筋肉は力を抜く必要があります。そうでないと反対側の筋肉が頑張ってもからだが動きません。でも、ストレスが溜まっている筋肉はゆるむことが出来ないのです。 実は、ストレスも筋肉運動なんです。でも、ストレスによる筋肉運動は敵の攻撃に対して、からだを固めて身を守るためのものであって、動くためのものではありません。だから、腹部を守るようにからだ全部の筋肉が同時に縮んでしまうのです。でも、その一方で腹部の筋肉は弛緩しています。ストレスに耐えているだけの時には腹に力が入らないのです。 この時、腹に力が入ると、守りから攻撃に転じます。腹に力が入ると、外側の筋肉がゆるむので動けるようになるのです。それがいわゆる「腹が立つ」状態です。でもこの時、動きのコントロールができないので非常に危険なことになります。 このブログをお読み頂きながら、ちょっと試してみて欲しいのですが、今「腹」に力を入れてみてください。特に、「へそ」の辺りの「腹」です。どうですか、肩の力が抜けるのを感じることが出来ますか。 また、別の理由でからだが動かなくなってしまうこともあります。 それは、ストレスではなく孤独と悲しみです。ストレスは防御反応ですから、からだ全体が固まります。でも、孤独と悲しみの場合は防御反応ではないので、からだは固くなりません。逆に、からだ全体が弛緩してしまい動けなくなってしまいます。この時も「腹」は虚の状態です。 ちなみに「弛緩している」という状態と「ゆるんでいる」という状態は同じではありません。ゆるんでいる筋肉は、必要に応じて縮むことが出来ますが、弛緩している筋肉は縮むことが出来ません。ただ伸びきっているばかりです。 このような状態の人も、腹に力が入るようになると怒り出します。癒しの過程ではなぜか最後は「怒りの業火」をくぐり抜ける必要があるのです。癒しによってからだの中にエネルギーが生まれ出すと、そのエネルギーが出口を求めてまず「怒り」という形になって現れるのです。 ですから、一人だけで苦しんでいた人が、怒りを感じるようになったら良い兆候なんです。 でも、この「怒りのエネルギー」は非常に危険です。怒りが怒りを生み、収まらなくなってしまうことがあるからです。 (一時的な対処法ですが、このような時固くなっている「腹」をゆるめてあげると怒りは収まります。深呼吸などが一番効果的かも知れません。) 癒しのワークショップなどでは、危険がないようにその怒りを吐き出す場と状況を作ります。また、怒りを吐き出させながら気付きへとつなげていきます。「怒り」が「気付き」につながっていく時、心とからだは安定を取り戻していくのです。 その時、無理に怒りを押さえ込もうとすると逆効果になります。 「怒り」を収めるのは「気付き」なんです。 でも、怒りが出ている時に、他の人がその怒りを否定すると、怒りの対象がその人に向かってしまい、自分の中の問題に気付くことができなくなってしまいます。本当は、怒りの原因は自分自身の中にあるのに、「相手」が原因にすり替えられてしまい、自分自身と向き合えなくなってしまうのです。するといつまで経っても、苦しみから抜け出すことが出来なくなります。 では、癒しのワークショップなどには参加せず、一人でその怒りと向き合うためにはどうしたらいいのかと言うことです。 まず、何かを新しく学び始めて下さい。絵でも、踊りでも、ヨガでもなんでも結構です。その際、可能な範囲で一流の先生を選んで下さい。怒りが強い時にいい加減な先生を選ぶと腹が立つばかりです。 実は、「怒り」というのは一種の生命エネルギーなんです。普通はそのエネルギーはからだを動かすためのものなんですが、そのエネルギーがうまく流れなくなり、詰まってしまった時に「怒り」という形をとるのです。ですから、そのエネルギーが流れやすくなるような状況を作ればいいのです。 すると「怒り」はもとの「生命エネルギー」に戻り、からだの活動を支えてくれます。 新しいことを学ぶという事は、からだのエネルギーの流れを整えてくれます。すると、色々なことが気付きやすくなるのです。そういうことは連鎖反応的に起きるのです。 また、ヨガや気功など、からだのエネルギーの流れを整えてくれるような活動も有効だと思います。 普通に日常的な生活をしているだけなのに、非常に疲れやすい人は、からだが動ける状態ではないのです。それはストレスによってからだ全体が固まってしまっているか、もしくは孤独と悲しみで筋肉が弛緩してしまっている状態です。 その疲れは薬では取れません。整体やマッサージに行っても一時的な効果しかありません。 まず、そのことに気づくことが必要だと思います。
癒しがあって、気づきがありました。
そこで留まっていたら楽だったのに、次に怒りが出て来ました。 正直、これには戸惑いました。 でも、そこで気づかない振りやごまかすことはできませんでした。 自分に嘘はつけないから...。 でも、これは自然の流れだったのですね。 ずっと気持ちのどこかで、ポジティブなだけでは不自然だな、と感じていはいました。 でも、ポジティブな解決志向がここまでの自分を支えてくれていたのも確かです。 そうしなければ歩けなかったから...。 怒りが出て来たということは、それを受け止められる自分になった、ということでもあるのでしょうか。 ...そうだとしたら嬉しいです。 (2010.03.18 08:57:02)
ダージリンさん
>怒りが出て来たということは、それを受け止められる自分になった、ということでもあるのでしょうか。 >...そうだとしたら嬉しいです。 ----- エネルギーが流れ始めてきたから、そのエネルギーがまだ詰まっているところを押し流すために、怒りが出てきたのです。 (2010.03.18 09:15:01)
森の声さん
>まだ詰まっているところを ・・・納得です。 「え~!そっかぁ...やっぱりそこ?終わってなかったんだ」という感じです(苦笑) 「今回はごまかさないから、出て来ていいよ。」って思います。 >押し流すために、怒りが出てきたのです。 有り難いですね。 ありがたいです...。 森の声さんにも。 いつもありがとうございます。(2010.03.18 09:30:19)
大変興味深く読みました。
私も、怒りやなんやらで、体がこわばってしまっています。 その怒りが自分で作り出されていることも分かるのですが、どうしてできてしまうのか、まだよく分かりません。 何か勉強したいと思っていますが、知識的、座学的なものでもよいのでしょうか? 個人的にはホメオパシーなどに興味があって、ちょうど勉強してみようかと思っていたのですが。 どちらかといえば、体を動かすようなものの方がよいのでしょうか?(2010.03.18 10:23:50)
>この「怒りのエネルギー」は非常に危険です。怒りが怒りを生み、収まらなくなってしまうことがあるからです
はっはっはっは よくありました。 怒っているうちに、自分がより燃えていくのを感じたことが・・・ あっ、私 怒ってる!!って 気がついてもしばらく煮えてましたけれど・・・・ 今は、もうずいぶん 大きな気持ちに慣れるようになり、自分との付き合い方も上手になりました。 学ぶことは、からだと連動させることでよりからだにはいっていきますね。 (2010.03.18 12:09:36)
>このブログをお読み頂きながら、ちょっと試してみて欲しいのですが、今「腹」に力を入れてみてください。特に、「へそ」の辺りの「腹」です。どうですか、肩の力が抜けるのを感じることが出来ますか。
ほんと、そうですよね~、体っておもしろいと思います。 怒りのこと、 本当にそうです~~! めちゃくちゃうなずきました(笑 一度は怒りになるのです。 そこを越えると見える物があるんですよね。 怒りの扱いをしらないと、 恐くてしかたがないのですが、 わかってくると、静かにしてても、 ぬけていくようになりますね。 そんなとき、 感情も、生きてるエネルギーなんだな~と 実感します。 わたしの場合、自分が気づいて、 自分の感情に違和感がなくなると・・・ 燃え残りのエネルギーで、そうなった原因の相手に またちょっと怒りを覚えます(笑 でも、そうなったら、もう終わりのサインだなって感じるので あとはなくなるのをまつだけですね。 究極には、その人がいなかったら、 気づきもなかったってことだから。 さんきゅ~ってことになっちゃうのだから。 そうやって、人間、 一歩ずついらないものをぬいで どんどんかる~~~くなって行くのかもしれませんね。(2010.03.18 12:23:10)
NYさん
>その怒りが自分で作り出されていることも分かるのですが、どうしてできてしまうのか、まだよく分かりません。 原因が分からない怒りの根っこは非常に深いです。 へたにいじくらない方がいいです。 ただ、怒りは心とからだの叫びでもあるので、否定しないで、大切にしてあげてください。 >何か勉強したいと思っていますが、知識的、座学的なものでもよいのでしょうか? >個人的にはホメオパシーなどに興味があって、ちょうど勉強してみようかと思っていたのですが。 >どちらかといえば、体を動かすようなものの方がよいのでしょうか? いや、ホメオパシーで大丈夫ですよ。 学ぼうとする意志が、エネルギーの流れを整えてくれますから。(2010.03.18 21:56:15)
うさぎとかめさん
>学ぶことは、からだと連動させることでよりからだにはいっていきますね。 ----- そうなんですが、そのような視点がなかなか理解してもらえません。(2010.03.18 21:57:07)
ちょろぴ1998さん
>そんなとき、 >感情も、生きてるエネルギーなんだな~と >実感します。 ですから、生きる気力を失った人は感情も失ってしまいます。 >そうやって、人間、 >一歩ずついらないものをぬいで >どんどんかる~~~くなって行くのかもしれませんね。 ----- 人間が成長するためには苦しみも必要なのですね。(2010.03.18 21:59:21)
今日のブログを読んで、もう十年くらい前になりますが、ものすごく大きい怒りのエネルギーを抱えていた時期があった事を思い出しました。本当にどうしようもなくて、自分は壊れてしまうのではないかと思ったほどでした。最後に自分なりの気づきもあり問題解決はしたものの、その後体調が思わしくなく病院に行ったら肝臓がひどく弱っていました。
肝臓が「怒り」と関係ある臓器だとその時始めて知りました。自分が思っている以上に、強い怒りのエネルギーだったんだなと思います。 (2010.03.18 23:17:08)
嬉しくて、ちょっと報告します。
手縫いが、好きでよくやるのですが、 今日、していたら、 自然と、手の動きが、変わっていました。 前は、糸を、無理に引っ張っていたのに、 ちょっとづつ、引っ張っていて、 あれ、と思いました。 体の力が抜けているときは、 足や手の指先の存在を感じます。 その効果だと、思いました。 <でも、分かっていたでしょ。 そうですね。 でも、漠然と、です。 きちんとした説明を、してくださったので、 安心しました。 (2010.03.18 23:24:59)
嬉しくなると、
エスカレートしてしまう性質なので、 これで、書き込みをやめようと、 思ったのですが、 もう、ひとことだけ、書き込みします。 私の中で、自分の足を、 ひっぱるものが あったのですが、 物事を、よくわかっている方に、 「それで、いいですよ」と 言ってくださると、 (うそでなく) 私のエネルギーになります。 こう言っては、失礼かもしれませんが、 今日、森の声さんが、 古い友人のように感じました。 (序列の話でなく、感覚的なものです。 映画にありそうな、 色あせた写真を、取り出して、 そこに写っている人物を、 懐かしい目で見ている・・・ そんな感覚です。 (2010.03.19 00:32:00)
はじめまして。
1年以上このブログを読んでいますが初めてコメントします。いつもたくさんの気づきをありがとうございます。 「何か新しく学び始めてください」 本当ですか?いいんですか?う、嬉しい!! 専業主婦で2才と5才の子がいますが、外へ出て何か自分のことをするのに罪悪感を感じていました。 「家事をほっぽり出して…」とか「この時間をもっと子供と向き合う時間にあてるべきでは?」と思ってしまうからです。 その反面、ひどく落ち込んで生活に支障をきたすこともしばしばあり、心と体のバランスはちぐはぐです。 でもこの言葉に、とても勇気づけられました。 やってみたい楽器があるのですが、挑戦してみてもいいですよね。(森の声さんなら否定はされないのでしょうが^^)(2010.03.19 05:22:49)
ピノコさん
>肝臓が「怒り」と関係ある臓器だとその時始めて知りました。自分が思っている以上に、強い怒りのエネルギーだったんだなと思います。 ----- これは「怒り」が先か、「肝臓」が先か、という問題があります。 肝臓が苦しいのでそれを「怒り」という形で表現していた可能性もあるからです。 「感情」は「からだの自己表現」でもあるのです。(2010.03.19 08:47:24)
お菓子さん
>前は、糸を、無理に引っ張っていたのに、 >体の力が抜けているときは、 >足や手の指先の存在を感じます。 >その効果だと、思いました。 力を入れていると感じることが出来ない世界があるのです。 (2010.03.19 08:49:22)
まっちゃこさん
>「何か新しく学び始めてください」 >本当ですか?いいんですか?う、嬉しい!! 子育てでも、人生でも大切なことは「心を開く」ということなんです。そのためには「学ぶ」ということが非常に効果的に働くのです。 >「家事をほっぽり出して…」とか「この時間をもっと子供と向き合う時間にあてるべきでは?」と思ってしまうからです。 そのような意識では「家事という労働」しか出来ません。でも、お母さんがいくら一生懸命に「家事という労働」をしても、子どもはそのお母さんから何も学ぶことが出来ないのです。 動物園の動物のように「飼育」されるばかりです。 >やってみたい楽器があるのですが、挑戦してみてもいいですよね。(森の声さんなら否定はされないのでしょうが^^) ----- どんどんやってください。 ただし、お子さんにも聞かせて、一緒に楽しんでください。新しい世界が開けますよ。(2010.03.19 08:54:44) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |