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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2015.11.26
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カテゴリ:カテゴリ未分類
子どもとのかかわり方

anjenneさんから以下のような質問を頂きました。
少し長いですがそのまま転載させていただきます。

このご質問に対する答えを「子どもとのかかわり方」というタイトルで数回に分けて書かせていただきます。

いつも読ませていただいてます。
こちらのブログを読めば読むほど私の子育てが悪影響だったのだと落ち込んでしまいます。
5歳になる息子がいますが、ものすごく怒りっぽく、自己肯定力も低いようで新しいことをやりたがりません。
その背景には私のアダルトチルドレンの問題があり、私自身が母から否定や罵倒ばかりされて生きてきて、いま現在心療内科に通っている最中です。

自分の中にできない自分を憎悪する自分がおり、ヒステリーや自分を殴る癖が治っていません。
息子がなにかをやろうとしてできなかったりするとついイライラして自分が取り上げてしまったり、否定するようなそぶりをりしてきてしまいました。

その度に謝ってはきたのですが、息子はすっかり自信をなくし、怒りを溜め込んでしまっているようです。
沖縄に住んでおり、造形教室に通うこともできません。
いつも息子を褒めるようにはしているのですが内面には届いていないようです。
息子に自信を持ってもらうためにはどういったことをすれば良いのでしょうか??
父親が忙しくほとんど私が相手をしている状態で、幼稚園も遠く近所に友達もいません。私が親と遊んだ記憶があまりないのでどう接していいかわからず私がやってきてもらったようにおもちゃばかり買い与えている状態です。
工作も私ができないのでどうしていいのかわかりません。
そういった教室もありますが経済的余裕がなくなかなか行かせられません。
こういった場合どうしたらいいのでしょうか?
5歳でも取り返しはつくのでしょうか?
お返事いただければ嬉しく思います。

先日、あるところで気質のワークをやったのですが、お母さんたちは交代で保育をしながら、2グループに分かれてワークを受けました。

気質のワークは原則としてお母さんだけでやっています。そうしないと、お母さんも集中できないし、子どもも邪魔をしに来るからです。

子どもはお母さんにいつも一緒にいることを求め、「お母さんの世界」に入ってしまうことを非常に嫌がるのです。

その「一緒に」というのは物理的にだけでなく、心もです。

ですから、それまではおとなしく一人で遊んでいたのに、お母さんがこの隙に本や新聞を読もうとしたり、誰かに電話しようとしたり、何か他のことをしようとすると急に子どもはお母さんにまとわりつくのです。

そしてお母さんがやることを妨害しようとします。

小さな子のお母さんから電話がかかってくると、大抵、そばで子どもが大声を出しています。

お母さんとお話ししようとすると、大抵、子どもは邪魔に入ってきます。

子どもが一緒のワークの時も、お母さんに横になってもらったり、目を閉じてもらったりするだけで子どもは妨害に入ってきます。そんな状態なので子どもが一緒だとワークにならないのです。

そういうことなので、お母さんたちに保育をつけることをお願いしたのです。

すると当然、泣き出す子が出てきます。

このような場合、

いつも泣かない子。
いつも泣く子。
調子が悪いと泣く子。
最初だけ泣く子。
ズーッと泣き通す子

などがいます。

中には、ワークをやっている会場にまで響くようなものすごい勢いで泣く子もいます。

お母さんはそんな風に泣いているわが子を置いてワークに参加することに後ろめたさを感じてしまうのでしょう。

そのため、終わってお迎えに行くときには、多くのお母さんが「ゴメンネ」と言って子どもに謝るのです。

それで私は、「今日はお迎えに行ったら“ゴメンネ”ではなく“ありがとう”って言って抱きしめてあげて下さいね。」と言いました。

“がんばったね”もいいでしょう。

「子どものための勉強会」でもあるのですから、お母さんは子どもに対して「悪いこと」をしたわけではないのです。だから、子どもに謝る必要はないのです。

お母さんに謝られたら子どもは不安を感じてしまうのです。
子どもはお母さんには、お母さんらしくドシッとしていて欲しいからです。

子どもにとってお母さんは安心のよりどころなんです。

同じようなことで、子どもが転んだりした時、本人は平気そうにしているのに、やたらと“だいじょうぶ”“痛かったよね”などと言い続けているお母さんがいますが、これもやめた方がいです。

痛そうにしているときに“痛いよね”と言うのは共感になりますが、本人が平気な顔をしているのにいつまでも“痛かったよね”と言い続けるのは「共感」ではなく、「感情の押し付け」に過ぎません。

それは子どもを不安にさせるだけの行為です。


ということで続きます。





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Last updated  2015.11.26 08:54:45
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