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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2016.01.22
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日は、横浜の「Umiの家」というところで、「子育て」についてお話をさせて頂きました。

その流れで、今日からしばらく「子育て」というテーマで書かせていただきます。

ただ、明日、明後日と、兵庫県川西市で仕事なので、もしかしたらお休みさせていただきます。書けたとしてもスマホからなので、短くなります。

ご了承ください。

(寒波が来ているのと山の中なのですごく寒そうです。しっかり防寒対策をしなければ・・・)

************

幼い子どもの子育てで、一番大切なことは子どもとの間にしっかりとした「信頼関係」を育てることです。

手を洗わせることでも、食事の時にはちゃんとお椅子に座らせることでも、大きな声を出さないようにすることでも、お勉強させることでも、ちゃんと片付けさせることでも、言いつけを守らせることでも、ケンカをしないようにさせることでもありません。

そんなことは、みんな後からだってどうにでもなるのです。

でも幼児期に、子どもを追い回すばかりで信頼関係を育てることが出来ないと、あとから信頼関係を築こうと思っても、非常に困難になります。

それは、幼い子どもは100%お母さんを信じていますが、お母さんがその信頼に応えていないと、成長とともに次第にお母さんを信じなくなってしまうからです。

そして、当然のことながら、自分を信じてくれない相手と信頼関係を育てるのは非常に困難なことになります。

でも、多くの人が、「後からでも取り戻せること」ばかりに夢中になり、「今しかできないこと」を忘れてしまっています。

それに、子どもが幼いうちは親の権力で子どもの行動を管理することが出来ますが、成長とともに、子どもは次第に親の目の届かないところで活動することが多くなります。

そして、親との信頼関係が築けていない子ほど、親の目を盗んで行動するようになります。

さらには、成長とともに自我も強くなるので、親の言うことも平気で無視するようになります。

そして、親の目の届かないところで「困ったこと」を始めます。

でも、親との信頼関係が築けている子は、幼児期には「困ったちゃん」でも、9才10才頃から急に落ち着いていきます。


人は「信頼している人」の言葉には耳を傾けますが、「信頼していない人」の言葉になど耳を傾けないのです。

だからこそ、幼児期には「仕付け」よりも「子どもとの信頼関係」を育てることの方を大切にすべきなんです。



ただし、だからといって「仕付けなんかどうでもいい」ということではありません。

本当の意味での「仕付け」は子どもの育ちにとって非常に大切なことです。でもそれは、「お母さんのため」のものではなく「子どものため」のものだということです。

お母さんのメンツやプライドのために仕付けをするのではありません。
社会の常識を教えるため、人に笑われないため、人に叱られないために仕付けをするのでもありません。
お母さんの価値観で子どもを束縛することでもありません。

子どもの育ちにとって一番大切な「仕付け」は、ちゃんと人の話を聞くことが出来るように育てることです。

ここがすべての始まりです。

そして、そのためには、言葉が理解できない赤ちゃんの頃からいっぱい話かけ、子どもが話し始めたら子どもの言葉に耳を傾け、子どもとの会話を楽しむ生活をすることです。

また、「共通の話題」をいっぱい作ることも大切です。

「共通の話題」があるから会話を楽しむことも出来るわけです。

それは、絵本を読んであげたり、一緒に遊んだり、一緒にお料理を作ったり、お散歩のときに子どもがしゃがんだらお母さんも一緒にしゃがみ、子どもが見ているものを見、子どもが感じているものを感じるというようなことです。

お母さんが「面白い」とか「きれい」と感じたものがあったら、「ねえねえ、これ見て」と子どもを呼んで一緒に見るのもいいです。

子どもにテレビを見せることに罪悪感を感じている人も多いですが、お母さんも一緒に見て、共通の話題にしてしまえば、おもちゃを与え、一人ぽっちで遊ばせているだけよりは、ずーっと子どもの育ちによい影響があります。

また、お母さんとの間に共通の話題も生まれ、信頼関係も育ちます。

などというようなことを言うと、「そんなことをしたら家事が出来ない」と言う人も多いのですが、家事も一緒にやってもらえばいいのです。

ちなみに、「ちゃんと話を聞きなさい」と押し付けていると、「話を聞くことが出来ない子ども」に育ちます。

聞いてくれる人がいるから、「聞く」ということを学ぶことが出来るのですから。

***********************

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Last updated  2016.01.22 12:59:48
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