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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2016.02.12
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日告知した「からだの会」の日程が間違っていました。14日ではなく12日、つまり「今日」です。

********************

「苦しみ」というのは「心」が創り出しているものですから、そこに「実体」はありません。

ですから、「心」の状態が変わるだけで、過去や周囲の状況が全く変わらなくても「苦しみ」が簡単に消えてしまうこともあります。

逆に、それまでは「苦しみの原因」ではなかったことが、「心」が変わることで「苦しみの原因」になることもあります。

ですから、「苦しみ」を消すことを考えるよりも「心を変える方法」を考えた方が効果的なんです。

「苦しみ」のことばかり考えてしまうから「苦しみ」が消えないのです。

その「苦しみ」を創り出す大元の原因は、「不安」、「恐怖」、「孤独」というようなものです。

人が「自由」を失うと苦しくなるのは、「自由」を失うことで、「不安」や「恐怖」や「孤独」が生まれるからです。

そして、子ども時代における、日常的な「不安」や、「恐怖」や、「孤独」は、成長に伴って「心」と「からだ」が作られていく過程で、その構造の中に組み込まれていきます。

それは、暖かい地方で育てば、暖かい気候に応じた「心」と「からだ」が育つのと同じです。

日本のように「恥」を気にする文化の中で育てば、成長の過程で「恥の感覚」が「心」と「からだ」の中に組み込まれていきます。

でも、「不安」や、「恐怖」や、「孤独」といったものが「心」や「からだ」の中に組み込まれてしまっている人でも、自由に行動することが出来ているときには、そのことを想い出すことがありません。

子どもの頃に親の支配下で「不安」や、「恐怖」や、「孤独」を感じながら育った人でも、大人になって、親から離れて自由に生きることが出来るようになると、そういうものを忘れてしまうのです。

でも、結婚し、妊娠し、赤ちゃんが生まれると一気に不自由になります。

そんなとき、ご主人や、実家の両親や、仲間たちの支えがあれば不自由ではあっても、その不自由の中に閉じ込められることはありません。でも、そのような支えがないと「不自由」の中に閉じ込められることになります。

すると、一気に子どもの頃の「不安」や、「恐怖」や、「孤独」が蘇ってきてしまうのです。

そのような状態になると、人は自分を守ることばかり考えるようになります。すると、子どもは「不安」や、「恐怖」や、「孤独」を感じ、様々なトラブルを引き起こすようになります。

そしてさらに、「子育ての苦しみ」は深く大きくなります。

ですから周囲の支えがあれば、状態を改善することは可能です。

でも、地域とのつながりも消え核家族化が進んだ現代社会では、そのような支えを得ることが出来ずに、孤独の中で子育てをしている人がいっぱいいます。


実は私事ですが、1月26日に長女の所に初孫が生まれました。

それで、長女は今、新生児を抱えて身動きがとれません。

でも、家が近いので(200m程度しか離れていない所に住んでいます)、家内が食事の世話をしに行っています。また、ちょくちょくうちに来て食事もしています。先日は、うちに赤ちゃんを置いて近くまで買い物に出かけました。

でも、こんなラッキーな子育てをしている人は多くないと思います。

ほとんどの人が一人で頑張っています。
そして頑張れば頑張るほど「自由」は失われ、「不安」や、「恐怖」や、「孤独」は強くなります。

このように周囲の手助けを得ることが出来ない人は、自分でなんとかせざる終えないのです。

苦しみの中にいる人にとって私が書いていることは「そんなこと言われても・・・」というようなものばかりかも知れません。

でも、自分の力でなんとかしなければ、子どももお母さんもいつまでも苦しみから抜け出すことは出来ないのです。





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Last updated  2016.02.12 06:59:54
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