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私は、人生において大切なのは「勝つか負けるか」ではなく、「自分らしく生きることが出来るかどうか」だと思っています。
競争が好きな人もいるのは事実なので、そのような人は自分と同じように競争が好きな人と競争すればいいのです。 それが「自分らしさ」なら、そういう生き方もOKです。 でも、競争したくない子どもを競争に追い立てたり、本当は苦しいのに、人目を気にして競争に参加するのはやめた方がいいです。 自分らしくない生き方をすれば、必ず後で後悔するからです。 ただ大きな問題は、多くの人が、自分の「自分らしさ」を知らないということです。 そのため、自分らしく生きたくても、どうしていいのか分からないのです。 小さいときから人に合わせることばかりを強いられ、人に合わせる生き方ばかりをしてきたので、「自分らしさ」が分からなくなってしまっているのでしょう。 そして、自分の「自分らしさ」が分からない人は、平気で子どもの「自分らしさ」も否定します。 否定したくなくても、「自分らしさ」という感覚が分からないのですから、大切にしようがないのです。 それで手っ取り早く、他者との比較の中に「自分らしさ」を求めようとします。 どんなファッションをして、どんな学歴を持っていて、どんな仕事をして、どれだけの収入があるのか、というような社会的な属性の中に「自分らしさ」を求めるのです。 でも、それらは競争によって得るものであると同時に、「自分らしさ」を否定するものでもあります。 「私は東大を出たのよ」というのは、確かに「自分らしさ」の一つの形かも知れません。でも、東大を出た人は山のようにいるわけで、「世界にたった一人しかいない私」という存在の「自分らしさ」とは異なるのです。 ということで、明日に続きます。 (今日は短いですが、短くしか書かなかったのではありませんからね。この4倍ぐらい書いて、読み返して、結局この長さにしてしまった、ということです。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
競争する事をアイデンティティにしている人と付き合うのに四苦八苦していたところでした。
巻き込まれる自分にその要素があるからこそスルーできない、と毎日悶々としています。 他人に良く見られたい、欲でしょうか。 ブログを読んで冷静な視線を少し取り戻すことができました。 ありがとうございます。 先日、小西貴士さんの写真集を買い、胸を打たれました。 茅ヶ崎ひかりの子・めぐみの子幼稚園とご縁があると拝見して 篠さんとも繋がりがあるのでは、、、と勝手に繋げてしまいましたがいかがでしょうか。 ご存知ない方でしたら失礼いたしました。 「森の中の子供」に繋がるロープが太くなってきています。 飢えが乾きが。 京都の街の中でできることはなにか、考えています。 (2016.06.29 10:00:46)
蒼いゾウさん
>先日、小西貴士さんの写真集を買い、胸を打たれました。 >茅ヶ崎ひかりの子・めぐみの子幼稚園とご縁があると拝見して >篠さんとも繋がりがあるのでは、、、と勝手に繋げてしまいましたがいかがでしょうか。 知り合いではありませんが、小西貴士が撮られた「ひかりの子」の写真集は持っています。 >「森の中の子供」に繋がるロープが太くなってきています。 >飢えが乾きが。 >京都の街の中でできることはなにか、考えています。 ----- 社会が極端に傾き始めているので、バランス感覚を持った人達が危機意識を持ってつながり始めているのでしょう。 (2016.06.29 12:06:56) |