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カテゴリ:旅たび、野外ワーク
6月いっぱいで,御開帳が終わってしまう蔵王権現様に会いに 「雨でも行こうね」と約束はしたものの、夜中からエライ雨やの。(;_;) 「ええ~うそー」と思いながら、おにぎりを握る。「いーや、お不動様つきは晴れ女と誰かが言うてた」と自分に言い聞かせ、「よし、駅までの為の折畳み傘にする。そして日除けの帽子も持つ。」とぶつぶつ言いながら、用意した。
さすが、吉野やね、相性がいいもん。終着吉野駅に着く頃には、傘要らずくらいになった。(^^)V 七曲り辺りは紫陽花が咲いてるはず、と歩いて上るはずが後ろ半分の3人がいない。ちゃっかり、ロープウエイ。でもウチラは紫陽花だけじゃなく、透き通ったほたる袋や、可愛いピンクのカラーも見たもんね。フーン( ̄~ ̄) しっかり蔵王権現様に発露の間でご挨拶した後、蔵王堂裏の本地堂もお参りし、本地堂の縁側で足をプラプラさせてるのはホント気持ちよかった。目を瞑ると蒸し暑さを吹き退ける風が、ざわざわ感を増しながら誘ってくるようで、たまらない気がした。 あー、あかん、お腹減ったー! でも、どこで食べる? 蔵王堂の前のベンチに座ってるバスガイドさんに「ここでお弁当食べても怒られないですかね?」って訊くと、「さぁーそんなんした事ないから。お寺の人に訊いてからにした方が・・・」って言われてしまった。拝観受付の僧侶の方に「下のベンチでお弁当広げてもいいですか」ってそぉーっと訊くと、満面の笑みで「どうぞ、いいですよ」やって。\(^▽^)/ ありがとうごぜえますだ。で、食後のくつろぐ図。 食後はまだ小雨がパラつく中を移動。途中で見つけた店の前のほら貝。「え?吹いてええん?」 お店のおじさんがめっちゃいい人。吹き方から、ほら貝の生育地、果ては学名まで教えてくれはって、皆で「ぶおおおお~おお~」「やったー!吹けた!音、出た!」いっぺん、やってみたかってん、めっちゃ嬉しいわー。 その後もおいしいお茶を淹れてくれはって、色んなお話聞かせて貰ってる間、ひとしきり、雨。うちらホンマに運がええわー。ついでに、いつか役に立つはず、と地下足袋まで買ってしまった。^^; そのおじさんのお店のすぐ裏にある吉水神社へ行った。そこは、義経・静御前が潜伏した間や後醍醐天皇の御所だったりした場所。そういう歴史があると言う事は、無念の想念も残ってるわけで、役行者像が祀られてるお座敷では、あまり応えない私でも、こめかみにピキーンて感じ。若干一名、頭痛持ち発生。 でもその小さなお庭がステキで、空を見上げてると、吉水神社に入る頃から発生してた彩雲が、よりはっきりとしてきた。それに、空がなんか変な具合。真ん中にぽっかり穴が空いてて、その周りの雲がまるで湖に張る薄ーい氷のように広がってゆく。 空は今、何してるんやろ。何が言いたいんかな? なんか、わからんけどなー。とりあえず、 今回も、吉野行きは、大ハッピーやった。 雨上がりの吉野の山々。美しいなー、毎度毎度、おおきに<(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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