カテゴリ:マンガ・コミック好き
最新刊が出ました。
吉岡清十郎を倒した武蔵がいよいよ伝七郎と剣を交えるまでのストーリーになる。 本来の武蔵の物語は、ここから吉岡一門との泥沼の争いになっていくのですが。 そして、二刀流の開眼へと。 吉岡一門の名誉のために方法論を問わないところは、バカボンドも同じですね。 戦あっての武士に、戦がない世の中で生きていく術は、本来の武士の魂を捨てなくてはならない苦悩が見えます。 バカボンドでは吉岡一門との争いに、小次郎が微妙に絡んでいますが、本筋には入っていないようなので、そのまま進んでいくのでしょうね。 にしても小次郎は無下に強いですねぇ。 「こんな物を振り回す武芸者は迷惑。その刀を研ぐ者もまた然り」 光悦殿の言葉ですが、物の本質を履き違えて祭り上げてしまった先の思いがこもっているのでしょうね。 参考: モーニングKC バガボンド(23) 著者: 井上雄彦 原作: 吉川英治 発行年月日:2006/06/23 サイズ:B6判 ページ数:206 ISBN:4-06-372526-X 定価(税込):550円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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