カテゴリ:マンガ・コミック好き
蟲師を書いている漆原友紀の初期作品集。
独特な世界観をもつ、彼女の初期の作品は、なにやら詩を読んでいるような、絵本のような作品が目に付く。 死、黄泉の国、などなど不可思議なことを常に向き合って考えていたのだろう、作品にはそういった題材が多い。 以下の2タイトルは、最近書いたものと説明書きにありました。 ・岬でバス降りたひと 岬に向かうバス。そこから降りる人の数と乗る人の数を数えていると、乗る人が少ない日がある。 そんな時の人の心理を描いた作品。 ・迷宮猫 子どもの頃、集合住宅に越してきたばかりの頃。 迷路のようになった建物の中。 迷子になると、現れて道案内してくれる猫。 からんだ糸くずによってくる猫。 作品集の中には、「蟲師」の原型になる「虫師」が2作品ありますが、ここには「ギンコ」は出てきません。 作者の説明では原型ではあるけど、時代背景を別物にしているため、「蟲師」とは話しを繋げることはしないとのこと。 参考: フィラメント 漆原友紀作品集 アフタヌーンKC 著者: 漆原友紀 出版社: 講談社 サイズ: コミック ページ数: 163p 発行年月: 2004年09月 本体価格 562円 (税込 590 円) 送料込 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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