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特定非営利活動法人 協育NPO母里ん子なごや部・尾張あさひ部

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2022.04.03
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*今年家族でウイーンに海外赴任された、
母里ん子メンバーのママより頂いたメッセージを、
ご本人の許可を得て載せさせて頂きました。


拝啓

母里ん子の皆さま

ご無沙汰して申し訳ありません。 

年長さんの修了式、おめでとう会も、無事に送られたようでよかったですね。 

年長さん、ママさん修了おめでとうございます!そしてお疲れ様でした!! 

いよいよですね!新年長の2人、面白いコンビになりそう。。 

さて、ウィーンへの家族帯同での赴任に際しましては、この話が出た昨年からずっと、皆さまには相談に乗っていただき、アドバイスをいただき、励ましていただき… 

この感謝の気持ちに見合う、言葉が見付けられずに困っております。。 

おかげさまで、去る3/19に合計36時間の長旅を無事に乗り切り、家族全員無事にウィーンのアパートホテルに暮らしはじめました。 

この移動では直前の航路変更で、成田空港で4時間、ヘルシンキ空港で5時間半、ウィーン空港で3時間の待ち時間が発生しました。 

14時間のフライトの末、朝時にヘルシンキ空港に着いて、当てにしていた休憩室もレストランもコロナで閉鎖、空港の至る所で疲れた乗客たちがゴロゴロ雑魚寝していて異様な雰囲気の空港内で時間以上どう過ごすか 

「子どもたちをこんな辛い目に合わせて母親失格だ… 」と後悔し始めた私を尻目に、空港のこども用カートを見つけて元気に飛び乗りダイナミックに遊ぶ息子と、いつもの母里ん子リュックから小さなピクニックシートと自分で選んで持ってきたおもちゃを広げて、ままごとを始めた娘を見て、嘆くのではなく、むしろこんな広い空港を貸し切り状態で遊べるなんてチャンス! 

母里ん子らしく楽しんでやろう!私たちは母里ん子なんだっ!!と、いつも通りの子どもたちの姿に、急に勇気とやる気がみなぎって、ねむい目がカッと開いて、心がボッと熱くなって

空港中をカートを繋げて列車ごっこでこども達を押して周ったり、旅人用に用意された自由帳にカランダッシュのクレヨンでお絵描きした、ヘルシンキの朝を、私はきっと一生忘れません。 

“ 離れてこそ 真価がわかる 母里ん子かな~” 

現在は、ウィーンの周辺環境や国際情勢などの情報収集をしつつ、ここで子育てして行けそうか。を模索の日々です。 

因みに滞在先の大家さんのお話しだと(ウィーンのマダムは仲良くなると世話好き話し好きで名古屋のおばちゃんぽいです、コロナとウクライナ情勢の影響で、車や家が1割~4割ほど価格高騰の上、(お金を積んだとしても供給が追いつかず

入手困難だったり、ガソリンや日用品などの物価が値上がりしている。 

現在、ウィーンにもウクライナから2-3万人程が避難してきており、私たちの部屋の同じ階は全員ウクライナ人が借りています。 

デフレからインフレへ、西川先生が先日の母舎メールでお書きになってた通りの世相をヒシヒシと肌で感じております。 

ただ、コロナ患者数は日本よりずっと多いのに、外では誰もマスクをせず(屋内や乗り物では着用義務あり、色んなお店も賑わっていて、コロナを理由とした閉塞感はなく割とのびのび暮らせる印象です。

それから、小学生以下の子育ての様子についても、日本との違いを感じて、日々興味深く観察している所なので、詳しくはまた別の機会にレポートしますね!

余談を挟みましてすみません。

何が伝えたいかというと… 

母里ん子での日々が、驚くほど実践面でも、精神面でも、 私たち親子を支え救ってくれている。という事です。 

自虐的で、自分の決断に自信が持てず、いつも失敗するイメージを抱いて、 その失敗に備えようとしてばかり。それが、母里ん子に出会う前の私でした。 

母親として、こんな生き方は嫌だ。変わりたい。そう願い、もがいてきました。 

ヘルシンキの空港で「あぁ、私はまた選択を間違えたのだ。母親失格だ。」といつもにように自分を責め出した時、母里ん子の皆さんが支えてくれているように感じました。 

「大丈夫だよ」と。「どんな選択でも、こどもの事を真剣に考え愛そうとする限り、応援するよ」と。「帰ってきても良い、進んでも良い。」と。 

自分に都合の良い独りよがりかも知れませんが、私は皆さんのことを、かけがえない人たちだったんだなぁ… 

こういうのを同志と言うのかなぁって、離れて気付きました。

子どもを産んでから、こんなに孤独じゃない事は初めてです。 

日本に帰る予定が決まりましたら、また連絡させて下さい! 

そしてぜひ、お会いしたいです。 

よろしくお願いします。 

長々と、まとまらない事を読んで下さってありがとうございました。 

さよならしたくないので、お別れの挨拶はしません。 

また会いましょう! 

皆さんも、それぞれの場所で、心は共に子育て自分育てを頑張りましょう!! 

3月末の桜咲くウィーンより愛をこめて 

敬具






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最終更新日  2022.04.07 07:43:42
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