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森蔵日記@舞台オタクのシンプルライフ

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2015年07月04日
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7/2ソワレ、帝国劇場でミュージカル『エリザベート』を観て参りました。

キャストも演出も一新という期待感で、早々に前売チケットが完売してしまった『エリザベート』。
なかなかチケットを手にすることが出来ませんでしたが、今回ご縁があってようやく観劇することが出来ました。

さて。

この回のキャストは次の方々。(敬称略)

エリザベート:蘭乃はな
トート:城田優
フランツ:佐藤隆紀
ルドルフ:古川雄大
ゾフィー:香寿たつき
ルキーニ:山崎育三郎
少年ルドルフ:池田優斗

復活トートの城田くん以外は全員、私がエリザで観るのは初の方々ばかり。特にシシィの蘭乃さんとフランツの佐藤さんは拝見すること自体が初めてでした。

で。

結論。

佐藤フランツ、最高!

冒頭のゾンビ登場場面から、響き渡るノーブルな美声に衝撃を受けました。

LE VELVETSのメンバーで歌が上手いという認識はありましたが、正直ここまでフランツ役にハマるとは思っていなかったので嬉しい驚きでした。よくぞ彼をフランツにキャスティングしてくれた!決めた人グッジョブ!!!

皇帝らしい気品と、真面目な性格、生涯を通してどこまでも一途にシシィを愛し続ける佐藤フランツがなんだか妙に愛おしくて、終わってみれば、エリザ観劇史上初めてフランツに感情移入して観ていたかもしれません。

とにかく歌の上手さも声の良さもたたずまいの端正さも、フランツとして魅力全開。

けっして大きな声を出しているわけではないのに、声が誰よりも前に出ているし、おまけに言葉が明瞭。多重唱の時でも佐藤フランツは抜群に歌詞が聞き取りやすいです。

いや~本当に良かった、佐藤フランツ! 惚れました(笑)

こうなると、もう一人のフランツ、万里生くんもぜひとも観たいなぁ。。。
声質も全然違うし、万里生フランツはどんななんだろう? 観たい~。


そしてもう一人、とっても良かったのが、タイトルロールのエリザベートを演じた蘭乃はなさん。

ぶっちゃけ歌が不安定だとかメイクが花總さんに似ているとかツッコミどころもありますが、そんなことはどうでもよろしい。

無邪気でお転婆だった少女時代から、自我に目覚めて周囲とぶつかり続け、やがて孤独な皇后へと変貌していくさまが見事でした。

歌の上手さとは別な次元で魅せる、渾身の『私だけに』。初めての体験でした。

芝居が上手い、というのともまた違うので、もしかしたらシシィと蘭乃さん自身の置かれている立場がうまい具合にシンクロしているのかも、とも感じました。

正直、一路さんが卒業して以来どのシシィを観てもいまひとつピンとこず、「一路さんって凄かったんだなぁ・・」と思うことばかりだったのですが、蘭乃さんを観て、久しぶりに「これこそシシィだ!」と思えました。もちろん一路さんとは全然路線は違います。でも、この、役が腑に落ちる感覚は観客として嬉しい限り。

個人的な印象ですが、蘭乃さんのシシィはこれからますます進化していきそう。かなうなら、中盤、後半戦でぜひその変化をこの目で確認してみたいものです。


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Last updated  2015年07月04日 21時30分20秒
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