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フレグランス・デザイナー朝風の
広い空の下で駆け回りたくなるような気持ちがわいてくる ふとした「ありがとう」に思わず微笑んでしまうような 大好きな人にしっかりと抱きしめられているような ・・・そんな、思わず笑みがこぼれてしまう温かい香り。 それが、「心が微笑む香り」です。 --------------------------------------------------------- 香りは、衣服やアクセサリーと違って、 身につけることはできるけれど、見えないもの。 そして、まるで自分を取り巻くオーラのように広がるけれど、 触ることのできない不思議な存在。 見えないし、触れない。音もない。でも、確かに「感じる」。 それが香り。 私は、今、旅先で出会った風景や雰囲気、 そのとき感じた気持ちを「香り」として、少しずつストックしています。 世界にたったひとつしかないフレグランス。 自分がかけがえのない存在だからこそ、確かに感じる自分の香りを・・・ このサイトでは、フレグランス・デザイナーの朝風が、 「心が微笑む香り」を追い求めて、さまざまな視点から、 そっと書き綴る日記帳です。 もっと自分らしく、そして、毎日をもっと心地よく。 香りのデザインを通じて、「いま」をデザインしていきます。 ------------------------------------------------------- メールマガジン配信中! <<ハートフルな旅をしよう!~旅がもっと楽しくなる~>> ------------------------------------------------------- フレグランス・デザイナー朝風の「香る日記」 [全292件]
2ヶ月前から準備してきた 第2回心の展覧会も終わって、ちょっと燃え尽き状態...。 春にやった第1回ここてんでは、 セミナーやらフレグランスのイージーオーダーやら いろいろなことをやりすぎてしまって、 周りを見る余裕がまったくなかった。 でも、 今回は、展示ということで、比較的自由な時間があり、 皆さんの様子を遠くから、そして近くから観ることができた。 会場を飾る作品のクオリティの高さや、 ブースやセミナールームからもれ聞こえる笑みの音などが とてもいい雰囲気をかもし出していたと思う。 とはいえ、 やっぱり今回も個人的には反省点も多く、 こうすればよかった、とか、ああすればよかったということも たくさんあった。 自分の展示を振り返っても、 ピクチャーレールの扱いに慣れていなかったということもあり、 途中で作品が落下してしまったり、 (教えてくれたスタッフの方、ありがとう!) 香りの拡散率が自宅の部屋と会場ではまったく違って、 ほとんど香りが広がらなかったりと、 現場で実際にやってみてわかったこともたくさん。 ・・・こうして、経験をつんで学んでいくんだな...。 今回は、 「香と写真の空間展」ということで、 写真をストーリーにしたがって並べ、 その写真からイメージが広がりそうな香りを流し、 ひとつひとつにキャプションをつけていきました。 ![]() 片隅でひっそりと展示していたので、 それほど目立たなかったけれど、 少なくとも50名の方が足を止めてくださったようだった。 「この写真がいい!」とか、「この広がりに心打たれた」 という感想をいただいたりして、 なんだかちょっとくすぐったい感じも。 ![]() これからも、 香りと風に出会いに、一眼レフ片手に旅をしていきたいな、 と思った秋のひとときだった。 ![]()
2ヶ月間にわたって準備してきた 「心の展覧会~げんきと癒しのフェスティバル~」が終了した。 幕張メッセの「日本フラワー&ガーデンショウ」についでの 香りのイベントだったけれど、 こちらは、まさにゼロから作り上げたフェスティバル。 企画、演出、集客、会場設営、すべてが手作りでやってきたイベント。 開催までいろいろあったけれど、 ふたを開けてみれば大盛況で、熱気と笑顔と予想以上の来場者で 本当に大成功だった。 僕が出展したフレグランスブースも、 まずまずの評判。 特に「香りのイージーオーダー」は、 昼過ぎには予約でいっぱいになってしまい、 何人もお断りせざるを得なくて、切なかった。 せっかくブースにお越しいただいた方々、 本当にすみません・・・ それにしても、 本当にたくさんの人に支えられたイベント。 とても 自分ひとりではなしえなかった。 本当にありがたい。 感謝感謝・・・ 来年は、もっとバージョンアップして望むつもり。 本当に、こうしたい!というのが、 たくさんわいてきたし! それまで、もっともっと腕を磨かなきゃ。
幕張メッセで開催された「日本フラワー&ガーデンショウ」の香りの演出。 今回、朝風は、香りのデザイナーとして、 会場の香りの演出を手がけた。 スプリンググリーンという緑のガーベラの香りをデザインして、 ガーベラのガーデニング会場で香りの演出をした。 ![]() 【宝箱の裏から香りの水蒸気が出てくる仕組み】 会場にいくつかポイントがあって、 そこのポイントを通過するときに、ふわっとグリーン感豊かな 香りが流れる、というもの。 ガーデニングがメインの博覧会のようなので、 香りはあまりテーマとはなっていないのだけれど、 事務局の方によると「香り」の演出は始めての試み、 ということだそうだ。 香りの紹介ブースでも、 このスプリンググリーンを使いやすいようにアレンジした フレグランスを販売したのだけれど、 結構、好評でお客さんにはよく売れた。 ありがたい。 お客さんの香りの反応もさまざま。 チラシ配りのように、会場を行き交う来場者の方に ムエット(匂い紙)を配布して行ったけれど、 特に女性の方は興味があるみたい。 香りって不思議な素材だな、と思った。 ちなみに、 スプリンググリーンの香りのイメージ: ----------------------------------------- 「こんにちは!」 生まれたての春の風が僕のほほをノックする。 そんなハッとするようなフレッシュな瑞々しさを 感じさせる緑のガーベラをイメージした香り。 ガーベラの花言葉「神秘」を想わせる、生命の息吹に 満ちた清々しい風を、あなたに。 ------------------------------------------ どんな香りがしたかな?
おろしたてのシャツに袖を通す。 その瞬間、ヴァージンなシャツが僕のものになる。 夏の日差しの中で、 僕と一体となったシャツから、ハッとするような空気が立ちのぼる。 アイロンをかけた直後のような熱くて乾いた平らな香り。 ![]() 新しい衣類を肌につけたとき、 しばらくそんな香りがしている。 新しい香り。 そして、その新しい香りが、 なんとなく自分をリフレッシュする。 おニューの洋服を着た日の、あの高揚感は、 そんな香りをダイレクトに感じるところからくるような気がする。 「今日は、おニューの服を着ている・・・」 この感覚が一日中、無意識のうちに全身を包むのは、 きっと、この「新しい香り」のせいだ。 実は、朝風、ファッションにはほとんど関心がなく、 洋服もめったに買いに行かない。 フレグランスという「最後の装い」を 扱っているのにもかかわらず、だ。 だから、 久々に「新しい香り」を感じたときの気持ちは、 なんともいえない清々しさを感じた。 それが、 自分にぴったり合うようなシャツだったら・・・ 今日、着たシャツは、ちょうど1週間前に、 カラーアナリストの芽生さんに選んでもらったもの。 カラー診断のあと、お買い物レッスンに 付き合っていただいたのだ。 フランスの生地で仕立てた涼しげなシャツ。 いつもと違う装いに、 ちょっぴり地に足が着いていない感覚を覚えながらも、 東京、表参道に行ってきた。 フレグランスの師匠に挨拶をしたとき、 「あら、朝風さん、素敵なシャツを着ているわね!」 と開口一番で言われた。 今までの朝風の服装は、 どんなものだったか、まったく印象がないそうだが、 新しい装いは、このシャツが僕のものになってから、 いきなり認知されたのだ。 夜の飲み会でも、そう。 東京から戻った僕は、 学生時代の友人たちと地元での飲み会に参加した。 「朝風、今日はなんか違うよな...。」 「どうして?」 「あんまり白い服って着ないからさ。 いつも朝風は原色ってイメージがある。 なんか、今日の朝風は違うよなぁと感じてた。」 「そうだろ?だろ?だろ?」 ふわっと感じた新しい木綿の香りは、 どうやら僕だけに感じたものではないらしい。
この夏、北海道に行ってきた。 最初に訪れたのは、富良野の北にある美瑛町。 緩やかな丘のまちとして有名である。 ジャガイモや小麦の畑が、 緩やかな丘となってどこまでも広がる。 青い空とパッチワークのように広がる大地。 その美しいコントラスト。 カレンダーで言えば、 まるで8月の写真のようである。 そんな美瑛、写真や絵で見るかぎりは、 とってもすがすがしい印象を抱く。 きっと、美瑛の空気の香りも、 清々しく、グリーンな香りがほんわりと風に乗ってきそうだ、 そんなイメージを持つだろう。 しかし、実際の美瑛の香りは、あまり清々しいとはいえない。 草いきれと、 牛や堆肥のアニマリックな匂いが混ざったような香りだ。 それから、 干草のどことなく甘い香りもかなりの割合で 含まれている。 そう、 写真や絵にある風景の実態は、「畑」であることを 忘れてはならない。 美瑛町の香りの元は、「畑」だった。 風景から受け取るイメージと、 実際に自分の鼻で感じる香りと、 ギャップが生じることがある。 その場の空気をイミテーションするか、 イメージを大切にするか。 いくら、風景の香りを得意とする朝風も、 ここんところは、かなり悩みどころではある。 それにしても、 美瑛町は、だいぶ観光化されてしまったようだ。 CMの撮影で使われたような 有名なスポットには、こぎれいな売店などが立ち並んでいる。 10年前に訪れたときには、 本当に素朴で、そういうものはなかったんだけれどな...。 ただただ、ひたすらに続く丘があるだけだった。 時の流れと、風景の移り変わりを感じた。 同じ場所でも、 訪れるときによって観ることのできる風景は一期一会。 丘の畑も、同じところには、同じ作物を輪作はしない。 だから、地元の人にとっても、 今年の夏の風景は、来年には出会うことができないそうだ。 一期一会の風景。 その刹那を、香りとしてしばらくとじこめたい。
今日は、立秋。 暦の上では、秋になってしまった。 つい数日前に、梅雨が明けた、と思ったら、 もう秋、というわけだ。 確かに、ここ数日は、気温と湿度の高い日が多い。 だから、東京でも夏の空気が充満している。 しかし、 梅雨明け少し前から、なんだか、大気の中に、 かすかに秋の空気の粒を感じるようになった。 明らかに、秋、だよな・・・ そんな空気が、すぅと流れるときがある。 秋は突然訪れるもの、と思っていたけれど、 こっそりと、夏にまぎれて顔を出すこともある。 秋が夏に遊びに来る、そんな感じだ。 かすかに秋の空気。秋の香り。 香りの正体は、「空気」である。 空気のないところには、「香り」はない。 逆にいうと、空気のあるところには、 香りがある、と言える。 そんな秋の香りを、かすかに感じたのかもしれない。 感性を研ぎ澄ませ、香りを感じる。 僕の師匠は、 季節の移り変わりを大事にしているという。 暑い日に涼を求めて、ひぐらしと鈴虫のCDを買ったという。 でも、 鈴虫の鳴き声は、 「立秋を過ぎるまでおあずけ」 だったという。 夏に遊びに来た秋の空気。秋の香り。 そんな香りをはっきりと感じ取れる感性があったら、 楽しいだろうな。 |一覧|朝風ともき's Shopping List
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