ネットワーク家電を無線LANにつなぐもう一つの方法
RD-H1というハードディスクレコーダ(HDR)を購入しました。このHDRの特徴は、DVDが付いていない分、安い、ネットワーク対応で、パソコンから遠隔操作が出来る、という点です。自宅のネットワークは無線LANですが、できればこのRD-H1も、無線でネットワークに参加させてやりたい。有線LANのポートしか付いていないネットワーク対応家電などを無線LANの環境に参加させるには、通常はイーサネットコンバータ(無線アダプタなどとも呼ばれています)を使用します。私も、最初はイーサネットコンバータを購入しようと考えていましたが、それ以外に、別の方法が思いつきました。それは、無線アクセスポイント、無線ルーター(以下無線AP)を使う方法です。つい最近、3年ほど使用していた11Mbpsの無線APを54Mbpsのものに変更したばかりで、以前使用していた11Mbpsのものが有効活用できそうだと思いました。処分しようとしていた無線APには、 WDS(Wireless Distribution System)通信 という、アクセスポイント間で通信が出来る機能が付いています。 この機能を使用することにより、 見事、以前の無線APがイーサネットコンバータ代わりに動作してくれるようになりました。この無線APの魅力は、 旧型で無線による転送速度も11Mbpsまでですが、 スイッチングハブの有線LANポートが4つあること。 つまり今後ネットワーク対応の家電を増やしていっても、4つまでなら無線接続が可能ということです。現在、有線LANポートが4つ付いているイーサネットコンバータを買おうとすると、 1万ちょっとかかりますが、無線APのWDS機能を使用すれば、 中古なら4千円くらいで入手出来ます。旧型の無線APが余っていたり、新しいものに取替えの際にはこのような活用方法も検討してみてはどうでしょうか。さらにパソコン情報を読む