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テーマ:F1ニュース・レース(2361)
カテゴリ:F1
今回のモナコGPは話題も豊富だし、レース自体も色々と見応えのあるシーンもあって印象的なシーンもありました。
もっとも印象に残ったのは、レッドブルとスターウォーズのタイアップ企画(笑)ではなくて、ハイドフェルドがアロンソをオーバーテイクしたシーンと、トゥルーリがフィジケラを強引にパスしたシーンでしょうか。 今回もっとも意外だったのは、レース後半のルノー勢のペースダウン。フィジケラ、アロンソ共に後続につつかれ、結果として首位をゆくライコネンは楽に逃げ切ることになりました。レース後のルノーのリアタイヤの写真が「サーキット便り(モナコGP日曜日)」 に掲載されていますが、完全に溝もなくなり、下部の構造物さえ覗きかけています。これでは、ペースが上がらなかったのももっともでしょう。これまでは、タイヤに優しいルノーのマシンと思われていましたが、今回に限っては選択ミスが原因かも知れませんが、タイヤで苦しんだレースとなり、それが今シーズン初めて表彰台から滑り落ちた一因となりました。 そのペースの上がらないフィジケラは、トゥルーリ、モントーヤ、ジャック、ラルフ、ミハエルなどを従えて「通せんぼ」状態。じれにじれたトゥルーリは、なんとローズ・ヘアピン(あっ、今年から名前が変わったんでしたね)でフィジケラのミスを突いて強引にINに飛び込みオーバーテイク。インの縁石に乗り上げながらの、まるでゲームを見ているようなオーバーテイクシーンでした。結果として、縁石に乗り上げたためマシンを破損したのは残念でしたが、その意気や良し!ファンは君の見方だ! ハイドフェルドが、アロンソをパスしたのは、トンネルを抜けた直後のヌーベルシケイン。スリップから飛び出すとインに並んでブレーキング競争、なんとか車速を落とすと、アロンソを従えてシケインを抜けるという、オーバーテイクのお手本のような走り。No2ドライバーに先を越されたウェーバーは焦りもあるのか、同じ場所で同様に仕掛けたものの、突っ込みすぎでややシケインカット気味。アロンソはあからさまなショートカットで前に戻るという攻防は、少々興ざめ。あれは、ちょっとね。アロンソのショートカットは明らかにペナルティものでしたが、翌週に同様にウェーバーに仕掛けられ前に出られた時点でジエンド。 それでも、後続を抑えてなんとか5位に入ったのですから、アロンソは一安心と言うところでしょうか。もし、あのままウェーバーを抑えていたらペナルティの対象となるのは必至だってでしょうから・・・。 渇!と言われそうなのが、ビルニューブ。フィジケラの後方にみんなが連なっていたときに、チームメイトのマッサのインに飛び込んで共にコースアウト。チームメイト同士であってもバトルはするべきではありますが、あそこは違うでしょう。あそこでむりしなければ、ザウバーは2台とも入賞していた可能性も有ります。ペーター・ザウバーはさぞご立腹でしょうね。また、解雇話が再燃しないとも限らない。 フェラーリは、やはり予選結果がすべて。今回から通常のタイヤウォーマーではなく、ホイールごと暖める新兵器を持ち込んだようですが、ブリヂストンの欠点を補うには不足。レースペースは、ファステストを記録していることからも明らかなように長所もあるものの、予選の不利を補うにはまだまだ苦しそうです。 「Powerd by The DARK SIDE」と、スターウォーズとプロモーションをおこなった、レッドブルは、今回レース以外で最も目立っていました。レースでは、それぞれ不運もあったけど、また次のレースが期待が持てそうな内容でした。 それにしても、今回のレッドブルのスペシャルペイントでミニカーは発売されませんかね。ちょっと欲しいかも。 さぁ、次はいよいよヨーロッパGPです。BAR&琢磨も復活です。アロンソ&ルノーのリードで始まった2005年のF1もライコネン&マクラーレンの復活で流れが変わってきました。次戦ではこれらにBARやトヨタがされに絡むことも予想されます。 うん、楽しみです! F1の話題いっぱい。モータースポーツ人気blog お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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