題未亭

スーパーアグリF1のシルバーストーンでのテストが終了。この場で2006年規定に合わせた新空力パッケージとカラーリングで最終テストを行った模様です。

『スーパー・アグリ・F1』、カラーリング明らかに
　

白をベースに赤いラインのカラーリングは、なかなかカッコいい。サマンサタバサがスポンサーについたことが明らかになったことと、ホンダのリアウイングへのロゴから、ホンダからもそれなりの資金が提供されていることは見て取れます。ただし、それ以外に目立ったスポンサーはなく、３月４日の壮行会で新たなスポンサーがつかないと、資金的にもかなり厳しそうな状況が予感されます。

最終のテストでもあったのですが、あいにくの天候でほとんどまともに走ることはできなかった模様。井出有治は、ほとんど練習走行をすることができないまま、ぶっつけ本場の開幕を迎えることになりそうです。

気になるのは、バーレーンに向けての準備の進み具合ですが、もしかしてまだ２台目のマシンはできていない・・・？同時にシルバーストーンでテストを行ったミッドランドは２台目のシャシーをシェイクダウンしたとの報がありますが、スーパーアグリはどうなんでしょう・・・。

そのスーパーアグリのサードドライバーに、もとルノーのフランク・モンターニが決定したとの報もあります。

モンターニュ、スーパー・アグリ第3ドライバーの報

その中に、気になる一文がありました

契約はバーレーンとマレーシアの開幕2グランプリのみという。

現在のところ、3台目のクルマが用意できるかどうかも疑問にみられている同チームにとってその実効性には疑問の声も。

あるいは万一、井出有治のスーパーライセンス発給がならなかった場合の押さえなのか。

スーパーアグリは当分の間はサードカーを走らせない（走らせられない）ことをはっきりと宣言しています。

井出有治の押さえ・・・？まだ井出有治にスーパーライセンスは発給されていないんでしょうか？気になる一文です。昨年のフォ－ミュラ・ニッポンのランキング２位ですから基準は満たしているはずなのですが、まったくといって良いほどテスト走行ができていないですから、発給が猶与、または条件付きとなる可能性もあるのか・・・？

泣いても笑っても開幕まであと９日。２台目のマシンが間に合うか、井出有治のス－パーライセンスがおりるか、色々と不安の種は尽きません。

さらに、もう一つの心配はバーレーンでの車検。きっちり通してください。

当たり前のことをきちんとこなして、グリッドにつくことの大変さを感じさせてくれます。

ファンがこんな思いを持つことができるのも、すべてスーパーアグリF1のおかげです。いい経験させてもらってますね（笑）

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