ホンダF1チームに中本修平氏がシニア・テクニカル・ディレクターに就任したそうです。
テクニカル・ディレクターのジェフ・ウィリスは、今シーズンの不振を挽回するべく、マシンの開発に専念するというニュースが先日流れていましたので、その実質的な後任として、現場のテクニカル部門を仕切るということになるのでしょうか。
Honda Racing F1 Teamシニア テクニカルディレクターに、中本修平が就任
少し気になるのは「テクニカルディレクターのジェフ・ウィリスとは、チームでの彼の今後の役割について、話し合いを続けている。」という一文。これまでは実質的にホンダ(BAR)の顔であったジェフの新しい役割がはっきりとしていないことを匂わせていますね。
ホンダが100%買収後も、実質的に組織の変更はなく、BAR時代からイメージの変わっていないホンダF1ですが、今回の中本氏の就任は、ホンダの組織への関与を増大させるきっかけになるのでしょうか。
とにかく「勝ち」
が欲しいホンダ。良い流れを作り上げて欲しいものです。
中本修平といえば、ホンダのサイト内でのコラム、「F1現場監督・中本修平レポート」でもおなじみです。すでに101回目のレポートも掲載されていますが、ますます現場監督としての立場が重くなった中本さんの次回のレポートが楽しみです。
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