F1の表彰台に39年ぶりに「君が代」が流れました。
F1ハンガリーGP決勝。アロンソ、ミハエルが終盤リタイアし、トップ走行のライコネンもアクシデントからリタイア。
ミスなく、早いペースで走り続けたジェンソン・バトンが余裕のチェッカーを受けました。
39年ぶりの君が代は、同時に39年ぶりのホンダワークスチームの優勝でもあります。
ジョン・サーティーズが勝利を記録したマシンはRA300。このマシンは、今年のグッドウッドフェスティバルでもジョン・サーティース自身のドライブで元気に走っています。
39年を経ての勝利はRA106。
そして、チーム代表として表彰台に上がりトロフィイーを受け取ったのは、本田技研工業(株)代表取締役社長、福井威夫氏。
福井社長は、ホンダが優勝した1967年から2年遅れての1969年入社ですから、直接の第1期活動には関与していません。しかし、第1期F1活動が入社の動機となったことは想像できます。
2003年社長就任後は、「ホンダらしさ」を強調してきた福井社長。BARを買収してワークス参戦を果たしたのも、ホンダらしさを具現化する一つの方法だったのでしょう。
F1の表彰台に流れる君が代は、格別でした。39年前のことは、私たちファンの大半はリアルタイムでは知らないでしょう。
やはり格別の思い出で聞こえてきました。
「やっと一歩を踏み出すことが出来ました」優勝後のインタビューで、こう語ったのはSTDの中本さんだったかな・・。和田HRD社長だったかな・・・。とにかく、一つの壁を破ることが出来た。まだまだ、ルノー、フェラーリ、マクラーレンにくらべれば足りない部分はあるけれど、まずは優勝を喜びたい。
おめでとうホンダF1レーシングチーム。おめでとう本田技研工業。
そして、君が代を聴かせてくれてありがとう!
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