昨日書いた、FIAのアンケートによるドライバーの人気結果で琢磨の9位はほとんどがアジアからの投票だそうです。
F1ファン意識調査 (欠陥人間の趣味なF1と酒と享楽なブログ)
ある程度予想していたことではありますが・・・・・
ラスティ・ネールさんの上の記事では、各地域ごとの人気の様子などを記載されています。なかなか興味深いものですが、
やはりご当地ドライバーを応援したいというのは世界共通、琢磨だけが地域票の恩恵をこうむっているわけではありませんので、これもよしというところでしょう。
ところで、チームの人気投票の結果も発表されています。
順位 | チーム名 | 得票率 |
1 | フェラーリ | 30% |
2 | マクラーレン・メルセデス | 21% |
3 | ルノー | 8% |
4 | ウイリアムズ | 8% |
5 | ホンダ | 6% |
6 | レッドブル | 4% |
7 | BMWザウバー | 3% |
8 | スーパーアグリF1 | 2% |
9 | トヨタ | 1% |
10 | MF1 | 圏外 |
11 | トロ・ロッソ | 圏外 |
| 好きなチーム無し | 15% |
フェラーリの1位はほぼ予想通りでしょうが、マクラーレンの人気は予想以上です。
特に2位の順位よりも得票率の高さは特筆ものです。チームのスマートなイメージが好印象を産んでいるのでしょうか。
また、ルノーもトップ2チームに離されたとはいえ、3位に入り、チームも一安心というところでしょうか。
何しろ、PR効果が無ければチームが売却されてしまうかも知れませんから
8位にはスーパーアグリが入っています。
これもドライバー部門の佐藤琢磨同様、大半がアジアからの得票でしょうが、ラスティ・ネールさんの分析によると、
マクラーレンやホンダを大きく引き離してのフェラーリに次ぐ2位だとか。
スーパーアグリと佐藤琢磨に投票した層は大半がダブっているでしょうが、逆にアジア地域(大半は日本?)からの強い支持がはっきりと分かります。
ホント、スーパアグリにスポンサードすれば、日本に限っては、マクラーレンやフェラーリの数分の1(数十分の1?)のスポンサードで大きな効果を得られるかも・・・・(笑)
レッドブルの6位は見事ですね。豪華なモーターホームなど色々と批判を受けても、人気という面でしっかりと効果を得ています。
それに対して、苦しいのがトヨタ。
巨額の資金を投入してF1活動を行い、はや5年を迎えているというのに得票が1%というのは悲しいものがあります。
レッドブルの好イメージを見てみると、単に勝てないからと言うだけでは無いのが分かります。
トヨタは両ドライバーも世界的に人気が低迷しているようですので、企業イメージのアップという点では、効果が出ているものなのか。
トヨタを信じて巨額の資金を提供しているパナソニックやインテルも、泣いているかも・・・(笑)
マーケティング担当者は頭を抱えているかも知れませんね。
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