しばらく前のニュースになりますが、日本たばこ産業(JT)がイギリスのたばこ会社であるギャラハーを買収することが発表されました。
買収総額が2兆円を越える、大型買収と言うことで話題になりました。
JT、露・東欧に活路 英ギャラハー買収
ギャラハーの代表的なブランドとしては、「シルクカット」「ベンソン&ヘッジス」などが有るとのこと。
モータースポーツファンにもなじみの深いブランドです。
F1では、ジョーダンチームのベンソン&ヘッジスが印象的でした。参戦1年目は金色にこだわって、TVでは黄土色に見えてしまったりといった失敗も有りましたが、黄色に蛇やミツバチのカラーリングは印象的で存在感を放っていました。
それ以上に、印象的だったのがル・マンでジャガーをスポンサードしていたシルクカットです。
当時の私は、シルクカットがたばこのブランドであることを知らなかったのですが、その紫色というかピンクというかのカラーはサーキットで鮮烈な印象を残してくれました。(後にたばこを見つけて、思わず買ってしまいましたが、やはりまずかった・・・(爆))
いわば、マイルドセブンがシルクカットを買収する今回の動きですが、時代の流れを感じさせます。
同時に、これまでのモータースポーツで、いかにタバコが深い役割をおこなっていたかも実感しました。2007年以降はF1ではもうタバコカラーを見ることはありません。世界的な反タバコの動きの中、頭では理解しながらも、どこか寂しさも感じてしまいます。
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