|
テーマ:3DCG作品(939)
カテゴリ:紙芝居
前回のデジタル紙芝居はこちら...
特別作戦部隊である問題が発生していた それでは... はじまり、はじまり... ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ CONFIDENTIAL 技術本部航空兵器ディビジョン技術記録ファイル AS-017 UHP-012 SUBJECT: 特別作戦部隊向け特殊仕様可変戦闘機強化計画 第2フェーズ TARGET: VF-135 OBJECTIVE: 特別作戦部隊高スキル搭乗者向け小型可変戦闘機の導入 BACKGROUND: VF-135の信頼性不足の問題が顕著となり、早急な対応が求められている このままでは、作戦行動への致命的な影響のリスクも高い 但し、当機の持つ戦闘力の高さについては特別作戦部隊の作戦行動において不可欠のものになっており、同等以上の性能を有しつつ安定した運用のできる機体が必要となっている また、その開発には特別作戦部隊に配備される小型可変戦闘機配置全体の見直しも考慮する必要がある #1 現状把握 特別作戦部隊に現状配備される可変戦闘機VF-135は、スカルズに1機、アスカウィングに2機で僅か3機に過ぎない 当初首都防衛隊の第1航空部隊に導入する計画があったが、隊長機のみでは連携不足が生じ、全機に導入するとスキル不足で戦力に影響を及ぼすパイロットがいたことで適応が難しくペンディングになっていた 高性能でありながら乗り手を選ぶ特殊な機体は部隊への適応が難しく、結果、少数の配備に留まっていた そのような中、高性能かつ少数生産機であるがゆえの問題が生じていた この機体はパイロットへの要求スキルが高いだけでなく、整備性が悪いことも問題となっていた トラブルが発生しやすく、整備に時間と手間がかかっていた 追い打ちをかけるように、少数生産で整備頻度が他の機体に比べて圧倒的に少なく、データの蓄積による整備技術の向上がほとんど見込めない状態であった (同様にVF-139、VF-123という少数生産機もあるが、軍を象徴する存在であるため、夫々が特殊整備チームを持っているため、大きな問題にはなっていない) 経年で、トラブルの発生頻度は徐々に増えていった その程度も大きくなっていき、最終的には不時着及び自力稼働不能の状態も発生していた この状態が作戦行動中に発生すれば、当該機パイロットだけではなく、部隊全体の影響も大きく、場合によっては特別作戦部隊1隊を失うことも考えられた 故障発生機だけでなく、他の機体も徹底的に調査分析することになった 多くの時間と手間を要した調査であったが、結果的には十分な成果があったとは言い難かった 原因が不明な状態では、運用には大きなリスクがあることは明らかであった 技術本部は、当該機の運用中止の判断を余儀なくされた VF-135は運用中止が決定された 適切な代替機の選定が難しい状態で、予備機として各部隊に配備してあった、以前運用されていたVF-32のカスタマイズ機が一時的に使用されることとなった このため、大きく戦力を下げた形となった特別作戦部隊アスカウィングの作戦行動は限定されたものに制限された スカルズの当該機使用パイロットについては、一時的に、小型機ではないが最新鋭機のVF-150Sに機種転換を行い対応することになった 既に開発途上であった次期小型可変戦闘機案の計画は大きく加速することとなった ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小型可変戦闘機の新型の導入が急がれました
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年09月17日 07時00分06秒
[紙芝居] カテゴリの最新記事
|