困った事態．．．オメガの電池

2017年11月18日

カテゴリ：腕時計

わたしの愛用の腕時計は、プロフィール画面でも使用しているオメガスピードマスター　プロフェッショナル　Ｘ－３３です

オメガのスピマスですけど、機械式ではなくクオーツって変わり種．．．更にケースもブレスもチタンです
金属アレルギー気味のわたしには助かる仕様です
クオーツのチタンですから、軽くて着けていて楽ってのも良いです
もともとスペースシャトルのミッション用に開発された腕時計で、スペースシャトルの終焉に呼応するように生産も終わりました

そんな愛用の腕時計ですが、悩み事も．．．
使用する電池が国内メーカーで生産中止になってしまい、普通の時計屋さんでは電池交換してもらえないのです
で、地元の県内唯一の正規店を通してメーカーで交換してもらっていましたが、前回修理と電池交換してもらった後にお店を閉めてしまいました
店主が高齢だったので予測はしていたんですが、お店はなくなったし電池は入手困難だしどうしようか．．．って思っていたところに、ついにその時が来てしまいました

秒針が５秒毎に動きだし、デジタル表示と針の指示がズレてきて．．．

電池切れのサインです
さあ、いよいよ困って検索していると．．．

スイス製のバッテリーが楽天で販売されてました

以前調べたときは、昔の国内メーカー品の古い在庫とか中華モノしかヒットせず、とてもじゃないけど信頼できなかったです．．．一応それなりの価値のある腕時計に使うのはかなり抵抗がありました
それがスイス製．．．確か、このブランドはスウォッチグループの電池メーカーで、同じグループに属するオメガの純正とも言えるモノです
これなら信頼できます

で、工具箱から使用する工具を取り出して．．．

ブレスのピンはずし工具に精密ドライバー、そしてピンセットです
もちろん、わたしには老眼鏡も必須です

この腕時計の裏蓋は極小ビス９本で固定されています

専用工具が必要なねじ込み式とかでないので、結構外しやすいです
ＮＡＳＡのミッション用であることを示す裏蓋の刻印が魅力のひとつです

ビスを抜いて裏蓋を外すと．．．

内蓋が現れます．．．この内蓋の裏側にラバーリングがあり、裏蓋で押さえつけることで気密性を確保しています
固定されずにフリーになっている内蓋に共鳴させることでアラームの音を大きくしているそうです

内蓋を外すとムーヴメントと電池が現れます

これまでメーカー交換だったんで、やっぱりこのブランドの電池が使われてますね
電池を入れ替えて逆の手順で蓋を閉めると．．．

針が動き出します

スマホの時計で時刻合わせをして終了です
今回、課題も見つかって．．．数年先になるであろう次回交換時に卓上ルーペを準備する必要がありそうです
老眼鏡だけでは細かいところが見えないんですよねぇ．．．

でも、年々何でも手に入る便利な世の中になってますね

追伸：
プロフィール画面のリンク先、楽天プロフィールが１月末でサービス終了ってことです
で、twitterのアカウントなんかを作ってみました